2014年 4月27日(日)
5時半に目が覚めた。 昨夜は初日ということで、ちょっと焼酎を飲み過ぎた。 頭が痛い...
テントの中でラジオを聞いていたら、急に声を掛けられる。 どうやら管理人が来たようだ。
着替えて事務所に行き、受付を済ませる。
コーヒーだけを飲んで、撤収して出発する。
県道162号を南下する。 地図では分かりづらいが、東側を並走する県道8号とは結構な標高差がある(こちらの方が高い)。 内灘砂丘というらしい。 来てみないと分からないことってあるね。
内灘町役場内灘町福祉センターに『ほのぼの湯』という天然温泉があった。 どうやらココが一番近い風呂だったようだ。
県道8号沿いのセルフで給油した後、県道299号からR8に入る。
流れは良いものの、R8は退屈だ。 クルマの流れに合わせて淡々と走る。
福井バイパスに差し掛かった頃、信号待ちしていると後ろからバリバリとハーレーらしきバイクの集団がやってきた。 面倒なので少し飛ばしてみたのだが、信号でまた引っ掛かってしまった。
すると1台のハーレーが横に並んで来て「日高市って北海道から来たんですか?」と声を掛けられた。
『いえ、埼玉県なんです』「結構速いですねぇ。どこ行かれるんですか?」『北九州です』「遠いですね、気をつけて」などと会話する。
よく間違われるので、ナンバーのところに「埼玉」って書いておこうかな。
「朝マックしたいな」と思いつつ、まだ心身ともにフレッシュなので停まるのは惜しい。 出来るだけ距離を稼いでから入りたい。
そんなことを考えながら走っていたら、10時近くになって今度はマクドナルドがなかなか出てこない。
結局、反対車線側にマックがあるのを見つけて入る。
初めてビッグブレックファストを食べてみた。 北米ではこれが主流らしい。 でも一回食えばいいや。
敦賀でR8からR27へ。 単に移動するだけではつまらないので、昨年の舞鶴ツーリングで寄らなかった三方五湖に行ってみる。 県道214号へ右折。
三方五湖有料道路の入り口に到着。 夜間は通行できないんだね。 「二輪自動車 730円(原付・軽車両を除く)」と書いてある。 原付二種はどうなんだろう?
日向料金所まで行ってみると、料金所にはクルマの列が。 それより気になるのが「この道路は自動車専用道ですから、歩行者、原付自転車および自転車は通行出来ません 福井県道路公社」と書かれた看板。
自動車専用道路といえば原付二種でも通行禁止だ。 混んでそうだし、そんなに興味もなかったのでR27に戻って先を急ぐことにする。
帰ってきてから調べてみると、原付二種は大丈夫という情報があった。 もっと分かりやすく表示してほしいものだ。 二度と行かないだろうけど。
その後も淡々と走り、昨年7月の舞鶴ツーリングで立ち寄った舞鶴とれとれセンターへ。
海鮮市場で干物を買って自宅へ送る。 あとは岩牡蠣とブリの照焼。 こんな大きな岩牡蠣、喰ったことない。 プリプリで美味い!
リポDはないかと道の駅へ行ってみたら、「肉じゃがパン」なるものが売っていた。 舞鶴は「肉じゃが発祥の地」を自称しているからね。
せっかくなので温めてもらって、コーヒーと共に頂く。 じゃがいもの存在感が大きくて「炭水化物 in 炭水化物」な感じだった。 でも悪くはない。
R175からR178へ。 天橋立に行ってはみたものの、ここはやっぱり高いところに上って見ないとダメだね。 時間もないので先を急ぐ。
キャンプ場へ急ぐならR312でショートカットした方がいいのだが、そのままR178で経ヶ岬へ。
ここには鳥取砂丘ツーリングに来たときに立ち寄ったのだが、経ヶ岬灯台の写真が遠くから撮った1枚しかなかった。 何故だろうと思ってまた来てみたのだった。
どうやら「この駐車場から見えたからいいや」と考えて、灯台まで歩かなかったようだ。
で、今回もまた時間がないので灯台までは行かないことに。
経ヶ岬灯台は日本に5箇所しか無い第1等灯台の一つだ。 次回はちゃんと灯台のところまで歩きたいものだ。
久美浜から県道11号で気比の浜キャンプ場へ。 ここを選んだのは城崎温泉に一番近いキャンプ場だったからだ。
大きな炊事棟やトイレもあるのだが、キャンプ場というよりも駐車場という感じ。 散歩している近所の人や子供もいるし、クルマの出入りも激しい。
落ち着かないが仕方ない。 人やクルマの導線を避けて、トイレに近い端に設営する。
17:57 友人Hからメール。 無事に大阪の鶴見緑地キャンプ場にチェックインできたようだ。
R23バイパスが原付一種は通行禁止と知らなかったようで、2時間ロスしたらしい。
キャンプ場から城崎温泉までは3kmくらい。 徒歩での移動は難しいのでバイクで行くが、温泉街には駐車場がほとんどない(旅館専用の駐車場ばかり)。
そこで県道3号沿いにある、ローソン城崎湯島店の駐車場にバイクを置かせてもらった。 ここから共同浴場の「一の湯」までは約550m。
日が沈んでだんだん暗くなると、街灯の明かりがなかなか良いムードだ。 ミシュランで2つ星だけのことはある。
旅館の浴衣を着たカップルが歩いているのをみると、いいなぁと思う。 羨ましい。
「一の湯」はわりと近代的な建物。 存在としては道後温泉本館に近いね。 でも泉質には満足。
18時半で旅館の夕食時間帯だったこともあるのか、入ったときには自分ひとりだけだった。 貸し切り気分で楽しめた。
さっぱりして温泉を出てきたところで悲劇が。 温泉街をブラついて写真でも撮ろうと荷物を持ち替えたときに、デジカメ(GXR)を道路に落としてしまったのだ。
幸いレンズが割れたりすることはなかったのだが、バッテリーを固定する爪が折れてしまった。 なので、ここからはスマホ(HTL22)のカメラで撮る。
城崎温泉には7つの外湯がある。 立派な建物は「御所の湯」。 他に「まんだら湯」とか三木屋などを見て回る。
暗くなってくると、いっそうロマンチックだね。 食事が終わった宿泊客が、再び街歩きに出てくる。
これは「柳湯」。 近くに「地蔵湯」もある。 行かなかったが駅の近くには「さとの湯」、温泉街の奥に「鴻の湯」がある。
買い出しはバイクを置かせてもらった恩もありローソンで。 ちょっと侘しいが、惣菜で簡単に済ませる。 今夜は焼酎は控えておこう。
GXRだが、応急処置としてティッシュを折ったスペーサーを介して外蓋で押さえることで、これ以後も撮影を続けることが出来た。
本日の走行距離 382.6km
Google Earth用KMZファイル(かほく市~豊岡市) → 20140427.kmz