デスクトップPCを更新

タブレットやスマホを使うようになってから、自宅のデスクトップPCを使う機会はかなり減りました。
とはいえ、blogを書いたりするのはやっぱりPCじゃないとやり辛いし、大画面とキーボード/マウスの生産性の高さというのは捨てがたいです。

現在のデスクトップPCは、2010年末に構成しました。 性能的にはそれほど劣化していませんが、デジカメ画像のファイルサイズ増大などで、動作が遅く感じることが増えてきました。

デスクトップじゃなくて15インチクラスのノートPCにしようかなとも思うのですが、ある程度の性能を求めると結構なお値段になる訳です。 画面が大きくなった(12インチ) Surface Pro 3もいいと思うんですが、やはり価格面で却下。
日本でもついに発売が開始された Chromebookも当面は法人販売のみということだし。

ということで、結局またパーツを買ってきて組み替えることにしました。 まあ、なんだかんだ言ってもデスクトップPCが好きなんですけどね。 構成は以下のとおり。

CPU   AMD    A10-7800 BOX
M/B   ASRock  FM2A88X-ITX+
Memory Kingston HX324C11T3K2/8(4GB x 2枚)

Intel以外のCPUを買うのは初めてかな? 486時代にAMDのを使ったような記憶もありますが。
Haswell Refreshが出たタイミングですが、元々 Intelはあまり好きではなかったのです。 オーバークロック(OC)とか自作PCで遊んでいた反動で、コンサバなIntelのM/Bを使うようになって、必然的にIntel CPUが続いていました。
Kaveriで CPUとGPUを融合させた AMDのAPU戦略がようやく完成の域に入ってきたということで、移行のタイミングとしては悪くないと思います。

ゲームやアニメを見る訳じゃないし、出たばかりのA8-7600にすればさらに安くなるのですが、ここはケチらずA10-7800にしました。
価格的にはA10-7850Kもほぼ同じなんですが、OCなんてしないし 45Wで動作させることが多いと思うので。

Socket FM2+ で Mini-ITXのM/Bというと3枚くらいしかないのですが、SATAポートの数とmSATAが使える(miniPCI-Expressと排他)のでASRockにしました。
メモリー容量は 8GB x 2枚にしたかったのですが、予算の都合上で現行据え置きにしました。 もうDDR4への移行が始まっているしね。

本来ならHDDもSSD(128GBで9千円)にしたいところなんですが、そうすると Windowsも 7から8.1にしたくなるし、でも Windows 9(Threshold)の足音も聞こえてくるということで、今回はペンディングにしました。
将来的にはケースも変更して液晶の背面にVESAマウントしたいと思っているので、同じタイミングで実行しようと思います。


取り外す現行のパーツですが、ファイルサーバー(FreeNAS)用に転用するつもりです。
現在は D510MOを使っているのですが、さすがにパワー不足を感じているので、更新したいなと思っていたのです。 ownCloudとか実用にならないし。
というか、そもそもこちらのニーズが先にあって、デスクトップPCの更新に至ったというのが正解なのですが。

現在のD510MOにはSATAを増設して8ポートにしてあるのですが、ポートリプリケーターを使わないとすると、後継M/Bもそれくらい必要です。 Celeron J1900を使ったM/Bだと(サーバー用のSUPERMICRO「X10SBA」を除き)ちょっと難しいです。
だったらDH57JGでいいんじゃね?ということです。 SATA-2(3Gbps)までしか対応していませんが、いま使っているPCIバスのSATAカードなんてSATA-1(1.5Gbps)までなんで、3Gbpsでも御の字です。

ちなみにこのDH57JGというM/Bは、LGA1156という特殊なソケットになっています。 IntelはすぐにLGA1155に移行してしまった(現在はさらにLGA1150に移行)ので、対応CPUはもう売ってません。 使い倒すしかないですね。

SATAカードは内部4ポートが欲しいので、今のところは HIGHPOINT Rocket 640Lが候補です。

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他にはエアリアのSD-PE4SA3ES4Lか。

ファイルサーバーの方を弄るのはもう少し先なんで、しばらく探してみます。


(2014/09/08)追記です。
パーツを組み替えて電源を入れてみたらWindows7が起動せず。 自動修復をしようとしてコケているみたい。

M/B付属のドライバCDからインストール出来ないかと少しトライしてみましたが、面倒くさいので以前にWebサーバーで使っていた256GB 2.5インチ SATA HDD(HGST)に新規インストールすることにしました。
これまでのブートHDDは年代物の WD Green の 1TB(WD10EADS)でしたからね。 しばらくは裸族のお立ち台をeSATA接続して外付けで使いますが、そのうちファイルサーバーから3TBが払い下げられてくると思います。

XPの頃は1年くらい使っているとWindowsが腐ってきて再インストールを余儀なくされたものですが、Windows7は3年くらい持ちましたね。 それだけ堅牢になっているということでしょう。

Windows7proをインストールして、M/B付属のDVDからドライバを入れたのですが、ディスプレイアダプタが標準VGAのままです。 CPUがM/Bより新しかったのでドライバが古かったようで、AMDのWebサイトから最新のCatalystドライバを入れたら認識しました。
SATAはWindowsのAHCIドライバで動いてるんですが、これでいいのかな?
APUという構成上仕方ないんですが、Intel純正M/Bと違って面倒くさいですね。