新潟ツーリング(最終日・野沢温泉編)

2014年 9月 7日(日)

おはようございます。 今朝は6時に起床した。

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昨夜は断続的に雨が降っていた。 それほど強くはなかったのだが、朝起きたら防水バッグの周りに水深5mm程度の水たまりが出来ていた。
その中に、GXRが写真のような姿勢で浸かっていた。

とりあえず電池ケースの中への浸水はなし、カメラユニットの接続端子も大丈夫。 ただ液晶やボタンの辺りは完全に水に浸かってたので、どの程度染み込んでいるか... とりあえずティッシュで丁寧に水分を拭き取り乾かすことにした。
スマホなどはロールテーブルの上に置いていたのだが、うかつだった。

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テントの中で、おにぎり2個とコーヒーで朝食を済ませる。 外にでると、青空も見えて日差しも強い。
フライシートの水滴を拭ってやると簡単に乾いた。 これは助かる。

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濡れたエアマットもあっという間に乾く。 今回に限っては朝日が当たるサイトを選んでよかった。

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テント本体もポールに掛けて干した。 ムーンライト3はドームテントのようにはひっくり返せないが、こういう干し方もできる。 ブルーシートへの泥の付着はごく僅かだった。

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9時ちょうどにキャンプ場を出発。 道の駅でカードを返して、R8を西へ。

気温は23℃くらい? 湿度がなくて爽やかな空気の中、海岸線を走るのは本当に気持ちがいい。 月並みな表現だが「風が身体のなかを通り抜ける」感じがする。 この瞬間の為だけでも、今回のツーリングに来て良かったと思う。

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親不知ピアパークに到着。 ここに来たのは名物のたら汁を食べる為なのだが、レストランのオープンが9時半からなのだった。 能生から思ったより遠くて20分の遅れの到着となった。

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食券を買ってカウンターに出すと札を渡される仕組み。 カウンターに置いてあった小鉢が美味そうだったので、それも追加した。

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たら汁単品とおすすめ小鉢。 手前の白い椀は、たらの骨を入れるためのもの。
たら汁を食べるのも12年ぶりだが、今までなんで食べなかったのかと思うほど絶品だった。 白子のせいか汁にコクがある。
痛風なので本当は魚卵の類は厳禁なのだが、小鉢のタラコと白子も美味しかった。 いや~、本当に来て良かった。

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10:13 食べ終わったら、R8を逆戻り。 親不知の海も今日は凪いでいる。

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気温が上がってきたが、やっぱり夏はもう終わってしまったようだ。 海水浴場には誰もいない。

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糸魚川周辺などR8沿いにもガソリンスタンドはあるが、セルフは見当たらない。 親不知までが思ったよりも遠くて、ガソリンがもつかギリギリだった。 万一の場合でも携行缶(1L)があるから大丈夫なのだが、それでもカス欠しないかヒヤヒヤしていた。

11:17 出発前のプランニングで決めていた上越市のシェルに飛び込んで給油したら、3.47Lも入った。 あと25kmくらい行けた?

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11:28 上越市でR18に右折して南下していく。

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米処・新潟を実感する風景。 そろそろ稲刈りだね。 山の上の方は雲があるけど大丈夫かな?

11:42 寺町交差点でR292に下りる。 初めてWaveでキャンプツーリングに来たのが妙高だった。

あの時はまだ125ccでどれくらい走れるのか見当もつかなくて、おっかなびっくり走っていた。
あれから3年が経ち、Waveで北海道鹿児島にも行ったし、一日で700km以上走ることもある。 月日が経つのは早いものだ。

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R292を前回走ったのはいつだったか。 狭くてあまり面白くない道という印象だったが、多少改良されたものの今回も同じだった。 遅いクルマの後ろを付いていくしかない。 ツーリングマップルでは県道95号線の方がオススメのようだ。

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12:20 R117にぶつかって左折する。 本当にいい天気! 関東はぐずついているらしいが、申し訳ないくらいだね。

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12:25 県道419号線に右折して大関橋を渡る。 県道38号線にぶつかったら左折。

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いったん急激にのぼったかと思ったら、下るとともに田んぼが見えてきた。 どうやら盆地になっているらしい。 ここが野沢温泉村か。

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「スキーと温泉の町」はどこも似たような表情をしている。

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野沢温泉には13の外湯があるらしい。 その中の1つ「大湯」にナビをセットしたのだが、近くにバイクを置けそうな場所がない。 急坂を上った先に神社があった。 湯沢神社というらしいが、バイクを降りる余裕もなく、そのまま下る。

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12:42 結局、横落交差点近くの有料駐車場に停める。 バイクは2時間で100円だった。

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なかなか風情があるね。 夕方とかだと浴衣着た宿泊客がたくさん歩くのだろう。

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ここが「大湯」。 名前からもっと大きいのかと思っていたのだが、公衆便所かと間違うくらいにこじんまりとしている。 蔵王の共同浴場に似てるね。
無料だが入り口の賽銭箱に100円玉を入れる。

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中はわずかな脱衣スペースと湯船のみ。 温泉だからして洗い場はない。
「あつ湯」と「ぬる湯」(手前)がある。 「あつ湯」は文字通り熱すぎて「ぬる湯」しか入れなかった。

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このような集印台が23箇所もあるらしい。 二泊三日くらいじゃないと回りきれないね。 カップルならともかく、おっさん一人旅には無用だ。

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「大湯」から少し下ったところにある「河原湯」。 時間がないので入らなかったのだが、こんだけ近くて泉質に違いはあるのだろうか?

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嫁への土産を買ったあと、野沢菜ソフトを食してみる。 ご当地ソフトで美味しかったのは、伊豆のわさびソフトと山形のラ・フランスソフトくらいのものだが、野沢菜ソフトは意外にイケる。

渋峠編へ続く