2015年 8月23日(日)
おはようございます。
6時半に起床。 既に周りのテントでは子どもたちが起きだして騒がしい。
正面が管理棟で右手は炊事場。
今回、キャンプ場に休暇村 茶臼山高原を選んだのは、(ギリギリだが)愛知県にあったからだ。
愛知県では過去に一度だけキャンプをしたのだが、それは自己ワースト評価の愛知県民の森キャンプ場、その時が前回のR152ツーリングだったのだ。
そしてもう一つの理由は、このキャンプ場は7月、8月しかオープンしないから。 来週は別のキャンプ場に予約を入れているので、今年行くならこの週末しかチャンスがなかったのだ。
那須でも感じたが、休暇村のキャンプ場はかなり以前に開設されたところが多く、設備面で古さを感じる。 特にここの場合は2ヶ月しか営業しないので、なかなかお金を掛けて手を入れることができないのだろう。
トイレは水洗だが、男女を仕切る壁が屋根までないので、向こうの音が聞こえてしまう。
向かいのテントは2家族で来ているらしい。 4~6歳くらいの女の子が5人くらいいて騒がしいのなんの。 過去100回で一番うるさかったかもしれない。 親のエゴで連れてきても子供は喜ばないと思うんだけどね。
テントサイトは固く締まった小砂利なので寝心地が悪い。 エアマットがないとかなり辛い夜になるだろう。
朝食はきしめん。 うどん用のつゆで茹でて食べたが、なんか違う気がした。 炒めもの用のカットキャベツが合わなかったのかな。 それでも2袋も食べてしまったのだが。
高地だからか自動着火装置が働かず、ライターのお世話になる。
おっ! 柴犬発見。
飼い主さん(むかし坂戸に住んでいたそうで「日高市は埼玉」とご存知だった)に許可を得て写真を撮らせてもらう。 名前はカイくんでまだ8ヶ月らしい。 ピチピチだね! 遊びたくて仕方ない様子。
キャンプに来たのは3回めらしい。 夜はテントの中なんだとか。 吉郎も一緒にキャンプに来れたらいいなぁ。
例の女の子たちもカイくんに触ってみたいのだけど、お互いにここから距離を縮められないみたい。
キャンプの回数を意識するようになったのは、テント(モンベル ムーンライト3)がボロくなってきて浸水したり、フライの撥水が弱くなってきたからだ。 自分にとっては初めて買ったテントであり、2002年4月から始まった自分のキャンプの歴史はこのテントの歴史でもある。
買い換えようかと思ったこともあるが、「100回までは」と思って使い続けてきた。 このテントさえあればいつでも安心して寝ることができる。 本当に今までありがとう。
なんて書くとお役御免みたいだが、まだまだ頑張ってもらうつもり。 シーズンオフにはクリーニングと撥水加工に出そうかと思う。
09:16 撤収を終えて出発する。 台風の影響か、雲が多いね。 標高1,215mの高地から一気に駆け下る。
200mくらい下ると、日が差してきた。 県道46号線沿いにも結構キャンプ場はある。 白樺高原キャンプ場なんかいい雰囲気だ。 残念ながら長野県だけど。
R418に戻り、売木峠バイパスへ。 右手へ行くと旧道だがやっぱりトンネルは便利。
ところで県道46号線の茶臼山高原への上り口も売木峠なら、R418のこちらも売木峠。 こんなに近いところでなぜ同名の峠があるのだろうか?
09:33 「道の駅 信州新野千石平」に立ち寄る。 ここで標高799m。
焼山栗はまだ売っていたけど、昔は若い女の子が売り子やってたんだよね。
おっ、とうもろこしじゃん! 奥には「ゆできび」も売っていた。 朝採りを茹でたてなのか温かい。 まだ朝飯を喰ったばかりだが、食べてみる。 うーん甘い! 「焼きもろこし」よりも「ゆできび」の方が好きだね。
むかご饅頭にも惹かれたけど、冷凍されているらしいので、帰宅するまでには解けてしまうだろう(自然解凍後、賞味期限は3日らしい)。 その隣には蚕の佃煮が...
焼き栗はKLやシンガポールでも喰ったけど、ここのが一番美味しい。 まだ今朝の分が焼けてなくて、おばちゃんが「昨日のだけどいい?おまけするね」と半分くらいくれた。 おまけの分を食べて満足したので、一袋はお土産に。
10:04 出発。 昨日のルートを逆走する。 同じ道でも走る方向が違うと印象も異なる。 昨日気が付かなかった滝があった。
昨日はほとんど対向車が来なかったR418だが、今日はたまにやってくる。 平岡駅近くの龍泉閣の送迎バス2台ともすれちがった。 道幅に余裕があるところでよかったが、ブラインドコーナーだと驚くね。
何の因果であんなところに(失礼)住んでいるんだろうなぁ。 この辺りで標高275m。 茶臼山高原から1,000m近く下ったことになる。
この辺りを走っていると、飯田線の旧線の遺構がよくある。 これは島古隧道というトンネルらしい。
10:41 南信濃でR152に復帰する。 昨日は右手の方から走ってきたわけだ。
南信濃の辺りはちょっとした町になっている。 R152和田バイパス沿いにはかぐらの湯なんていう新しめの立ち寄り湯もあった。 食料品の調達も出来そうだ。
ここから北へ向かうR152は結構クルマが多い。 道は相変わらず狭いので離合には気を遣う。
和田バイパスから続く小道木バイパスも建設中だ。 もうほとんど完成している感じなので、開通も近いのだろう。
ここまでかなりエンジンを回して走ってきたので、燃料計はEをかなり過ぎている。 携行缶には1Lのガソリンが入っているものの、茅野どころか高遠までもたどり着けないだろう。
10:57 「これはいったん飯田まで出て給油するしかないかな」と思いながら走っていると、上村でシェルのスタンドを発見! 「セルフじゃない」なんて文句は言いません。
おじさんが(文字通り)溢れるほど目いっぱい給油してくれて 3.15L入った。 これで茅野までは問題なく行ける。
分杭峠編へ続く