Moode Audio Playerに見切りをつけてダウンロードを始めていたのが、Volumioの最新バージョン(V2.129、23-03-2017)です。 でも速度が遅くてなかなか転送が終わらなかったので、ダウンロードが完了する前に RPi3をポチっていたのでした。
ダウンロードが終わった IMGファイルを FAT32フォーマットの microSDXCカード(8GB)に書き込んでブートさせたら、一発で起動完了しました。
再起動させても大丈夫! 安定していますね。 これなら安心して使えそうです。
起動した後でも USB HDDを接続すれば、自動的にライブラリのアップデートが掛かって認識されます。
RuneAudio派だったこともあり Volumioにはあまりよい印象を抱いていなかったのですが、それは Ver 1.Xの頃の話。 Raspberry Piベースの音楽用ディストリビューションとしては、いまは Volumioが最も活発に開発されているようです。
出たばかりの頃は「RaspyFiのバッタもん」、じゃなかったフォークしただけという代物でしたが、最新版では Web UIも独自に進化を遂げており、全くの別物になっています。
思わぬところで時間を取られましたが、そもそもなぜ RPiBを RPi2に置き換えようと思ったのか?
それは RPi2用の DACドーターボードを使うためでした。
Raspberry Pi用の DACドーターボードは、HiFiBerryが嚆矢となり3年くらい前から発売されていました。 しかしここ最近はいろんなサプライヤが参入して活況を呈しているようです。
RPiBは、その後に発売された RPiB+以降のモデル(RPi2や RPi3も含む)とは GPIO端子(40ピン)が異なるそうです。 なので最近の DACドーターボードは使えないのですね。
わざわざ RPiBにしか使えない古い DACドーターボードを買うのももったいないので、RPi2を使うことにした訳です。
んで、どの DACドーターボードを買うかですが、DACチップとしては ES9023Pとか WM5102とか AK4490を使ったものがありますが、一番多いのは PCM5122を使ったDACでしょう。
PCM5122の DACドーターボードにもいろいろありますが、見た目と価格と入手性でコレを買ってみました。
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届いた HIFI DACは取説もなくこれだけ。 基板上には「PiFi DAC+ V2.0」とあります。
RPi2のケースは Pibow Coupe Ninjaなんですが、DACドーターボードを載せるにはピッタリですね。
DACを載せるとこんなふうに5mmくらい隙間があきます。
ねじとスペーサーで支持することもできますが、5mm厚の絶縁スポンジがあったので適当な大きさに切り出します。
厚みはピッタリですね。
Volumio2の設定で Output Deviceを「HiFiBerry DAC Plus」に、I2S DACを「On」にします。
アンプに接続して再生したらちゃんと音が出ました。
音質の評価はまた改めて行いたいと思いますが、ヘンなクセがない素直な音というのが第一印象です。