南紀ツーリング反省会

南紀ツーリングから戻ってきました。
記憶が鮮明なうちに、PDCAのC(チェック)をしておきます。

最初はダメ出しから。

✕ スマホの雨対策を持参せず

週間天気予報では雨マークはなかったのだが、初日(4/21)は雨に祟られた。
防水ケースを持参するのを忘れてしまったので、スマホを防水ウエストバッグに入れてナビの音声だけを頼りに走ることもあった。
天気予報を過信せず、出発直前にも再度チェックを。

✕ ルート上の交通規制情報をよく確認する

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二日目は下北山から十津川村へR425で抜ける予定だったのだが、白谷トンネルが全面通行止めだった。
R169で迂回したが、あらかじめ道路規制情報をチェックしていれば、より適切な対応(後述)が取れたと思う。

✕ 木津呂集落を見落とした

せっかくR169を通ったというのに、以前から気になっていた木津呂を見るのを忘れていた。 GoogleMapsのお気に入りには登録してあったのだが。

✕ 自動車専用道路の確認

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最終日に奈良県橿原市を抜けるルートにR24京奈和自動車道(無料供用中)を指定するという初歩的なミス。
それにビビってR165の高架区間に乗るのを躊躇したりと、事前の調査不足が露呈した。

✕ FRブレーキの要整備(Wave110i)

3日目くらいから「カックンブレーキ」の症状が出始めた。
一度、キャリパーのピストンシールは交換したのだが、キャリパーピストン側面には傷が付いたまま。 交換部品は手元にあるのでやらなければ。
ブレーキレバーのピボットへの給油も大事。 レバー自体そろそろ交換してもいい頃かも。

✕ ステップラバーは要定期メンテナンス

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左側は走り始めてすぐに外れそうになり、最終日にはどこかへいってしまった。 右側もこんな状態に。
このステップラバーは経年劣化で切れやすいようで、1年くらいしか保たないようだ。 定期的にアーマオールを塗るとか、切れ始めたら早めに交換するとかするべき。

✕ 太り過ぎたタフザック60

ただでさえ狭いWave110iのシートが、荷物を入れすぎて太くなったタフザック60により、ますます狭くなった。
原因は20Lのクーラーバッグもタフザックの中に入れているから。 段プラなどで型紙を作って前後方向の幅を規制するようにしたい。

✕ 長過ぎるイヤホンコード
ヘルメットスピーカーのコードが何度も引っかかった。 延長コードの取り回しを変更するか、いっそ延長コードを使わないようにするなど、検討が必要。


次に課題です。

△ アリ対策

今回は蚊取り線香だけでなく虫除けスプレーも持参したので、あまり蚊に悩まされることはなかった。
しかし3箇所ともキャンプ場にアリが多く、荷物に付着してテントに侵入してきたりで難儀した。 特に潮岬では羽アリが多くて悩まされた。
幸い噛まれはしなかったが、さすがにテント内に入られると気持ちが悪い。

△ 汗疹対策

汗のかきすぎかもしれないが、背中に汗疹ができて痒かった。
今回は寝袋は使用せずTシャツでエアマットに直接寝たのだが、エアマットに問題がある可能性もある。 バスタオルくらいは敷いた方がよいのかもしれない。


最後によかった点も

◎ 行き先に南紀を選んだこと

東北・北陸で大雨 土砂災害・浸水害に厳重警戒 (ウェザーマップ) - Yahoo!ニュース

秋田県では22日(土)からの記録的大雨により既に氾濫している河川があるほか、北陸や東北の各県で地盤が緩み、増水している河川がある。少しの雨でも災害の発生するおそれがあるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒する必要がある。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してほしい。なお、梅雨前線はあすにかけてほとんど停滞し、あす25日にかけて更に雨量が多くなる見込み。

新潟から福島県会津、山形、秋田の辺りは、大雨により酷いことになってしまいました...
災害に遭われた方々に心より御見舞申し上げます。 早く復旧して以前の生活を取り戻せることをお祈りします。

◎ コース設定は概ね適切

三日目にキャンプ場への到着が1時間遅れた以外は、各日の走行距離や到着予想時刻は概ね計画通りだった。
特に最終日の大阪府河内長野市から三重県四日市市までのルートは、早朝ということもあったが非常にハイアベレージをキープできた。
給油ポイントや買い出しのスーパー、入浴施設も事前調査により全てカバーできた。
「走ったことがない道」も、一部を除いて予定していた区間は走ることができた。

◎ 行きたいと思っていたところには全て行けた

白浜のとれとれ市場、崎の湯、トルコ記念館、熊野本宮大社など、予定していたところには全て訪問できた。
高野山は「大門」を見ただけで素通りだったが、もともと立ち寄る予定がなかった。 次回はじっくり歩いてみたい。

◎ どのキャンプ場も悪くなかった

下北山スポーツ公園キャンプ場は評価が高かったので、前から行きたいと思っていた。 評判通りの良いキャンプ場だった。
潮岬望楼の芝生キャンプ場も有名なところなので、一度は泊まってみたいと思っていた。 有料期間(今年は7/28から)があるのは知らなかった。 有料でも広々としたところでキャンプしたいかな? 無料期間はゴミも捨てられないし。
光滝寺キャンプ場も以前から候補に上がっていた場所の一つ。 大阪のキャンプ場は数少ないので。 砂利サイトではあるが、キャンプ場自体はゴミも捨てられるし、悪くないところだった。

◎ バイク自体は快調

出発直前にバッテリー交換をしたものの、バイクは車体、機関ともに良好だった。
特に最終日は猛暑日の中をハイアベレージで長距離を走ることになり、油膜切れによるエンジンへのダメージが懸念された。 念の為、長時間の高負荷走行は避け、緩急を付けた走り方を心がけた。

◎ 体調も維持できた

初日と最終日は600km近くを走ったが、気力・体力ともに問題はなかった。


問題点や課題については、八月連休に向けて改善していきたいと思います。