2019年 5月23日(木)
おはようございます。
今朝は6時起床。
トイレからちょっと離れた右側にある小屋にはポンプが入っているようで、夜中は少し音が気になった。
それでも昨日は走行距離も短かったし、温泉も2回入ったり炭焼きにんにくを食べたりしたせいか、スッキリした目覚めだ。
マキノ高原の7-11で購入して以来、ずっと帯同してきたどん兵衛だが、ゴミを捨てられるここでお別れ。 朝食として頂きます。
別府港から乗るフェリーは09:45出港なので、時間に余裕はある。
だが林の上から朝日が顔を出すと暑くなる。 汗をかかないうちに撤収作業を済ませよう。
08:05 出発する。
08:25 7-11 別府田の湯町店に立ち寄りUSB充電器を探すも、やはりお高いのでパス。
少し市街を回ってみようかとも思ったが、何らかのアクシデントでフェリーに乗れなかったら困るので、フェリーターミナルに直行する。
08:41 宇和島運輸のフェリーターミナルに到着。 先客のバイクが1台。
宇和島運輸は臼杵から2回ほど乗ったことがあるが、別府航路を利用するのは初めてだ。
窓口には5人くらい並んでいた。 無事にきっぷを購入。
待合所内は観光客向けのFree WiFiが飛んでいる。 乗船開始まで時間があるので、ベンチに座ってFBの記事を送信。
09:09 いつの間にか乗船する「あかつき丸」が着岸していた。
先客のバイクはPCX Hybrid自作キャリアでサイドケースを取り付けていた。 珍しいね。
09:25 バイクの乗船開始。 この船にはバイクを固定するための器具が設置されていた。 これならバイクが倒れる心配がないので、荷物が満載でも安心。
2等の一角を占拠してごろ寝。 コンセントはなかったので、USB充電器を買わなくて正解だったようだ。 モバイルバッテリーからスマホに充電する。
まだ新しい船とあって船内はとてもキレイ。
09:45 定刻通り出港する。 2015年の長崎・佐賀ツーリングで乗船したさんふらわあが停泊している。
下船してから昼飯を食べるところを探すのも面倒なので、船内で食べてしまうことにする。 じゃこめし弁当500円はちょっと高いかな。
この航路、九州と四国の両岸から半島が飛び出しているせいか、圏外になることがほとんどない。
八幡浜に着くまでにどこでキャンプをするか決めなければならない。
同じフロアに「佐田岬が見たい」というおじいさんとその家族が居た。 別府への旅行の帰りだろうか。
高校卒業してからずっと外国航路の機関士をやっていたそうな。 15年前に引退して最近はろれつがまわらないことも多いらしいが、船に乗ると現役時代が蘇るのか「今日は調子がいい」と娘さん。
「三つ子の魂百まで」とか「昔取った杵柄」というけれど、船の揺れとエンジンの振動で血が騒ぐんだろうね。
佐賀関から出港した場合よりも、別府からの方が佐田岬に近いところを通るようだ。
船室内からの20倍ズームでもこんなに大きく見える。
佐田岬灯台は駐車場からけっこう歩く必要があるので、近くで見るのが大変なんだよね。
実際にはこのくらいの距離感になる。
ところで今夜の野営地だが、1時間ほどつらつら考えていたら、いいアイデアを思いついた。
思いついてみれば「これしかない」ほどベストなキャンプ場だ。 なんで気が付かなかったんだろう?
佐賀関航路に比べるとクルマもバイクも少ない印象。 やっぱり運賃が高めだからか?
でもまとまった時間の休憩が取れるというメリットもあると思う。
それにしてもこの固定具はいいなぁ。 画期的だわ。 他のフェリー会社にも普及してほしい。
使わないときはこんなふうに畳むこともできる。
まあバイクの利用台数が少ない航路だからというのもあるのかもしれないけどね。
12:29 八幡浜に着いて、さあ下船だ。 PCXのライダーは佐田岬の方へ走っていった。
自分は県道27号線でR378にぶつかって右折する。
時間があればそのままR378で海岸線を走っていきたいところだが、先を急ぐので県道25号線に入って南下していく。
12:54 R56に入ってしばらく行ったところにあるJASS-PORT宇和で給油。 電子マネーは使えないが、この辺りにセルフは少ないので文句はいえない。
13:04 県道29号線に左折。 西予宇和I.Cの前を通って東へ向きを変え、山の中に入っていく。
この辺りは昨年の西日本豪雨で被害を受けたところだ。 片側交互通行で工事をやっていた。
13:42 クアテルメ宝泉坊(宝泉坊温泉)に立ち寄る。 ここも昨年の豪雨で被害を受けて、今年の4月にようやく営業再開したらしい。
500円だったがとてもいいお湯だった。 ここの隣にキャンプ場があったら泊まりたいくらいだね。
姫鶴平編へ続く