長野・岐阜ツーリング(初日・柳沢峠編)

2020年 8月 7日(金)

長かった梅雨が明けたと思ったら、酷暑の夏がやってきた。

8月連休は中盤に嫁と休みが被るので、当初は連休のアタマに1泊、終わりの方に2泊のツーリングを予定していた。
だがテント泊の通算が現在198泊であり、できれば一気に2泊して200泊に到達したい。
ということで、連休の初日から2泊のツーリングに行くことにした。

問題は何処へ行くのか?
真夏のキャンプは海のそばでも死ぬほど暑いので、できれば高地でキャンプしたい。

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長野県以東で5泊に達していないのは岩手県のみ。
岩手県は北海道ツーリングで行けなかったのでリベンジしたいが、2泊で魹ヶ崎往復はキツい。
それに東北方面や新潟方面は行ってきたばかりなので、少し間隔を空けたい。

そこで、埼玉から一番近い2泊県である愛知県と富山県でキャンプをすることにした。
愛知県は2015年、富山県も2016年にキャンプをしたのが最後だ。

8月連休ということで、どこのキャンプ場も混み合っていることが予想される。 特に愛知県は「キャンプ場不毛の地」。 少しお高めで(その方が空いている)ネットで予約出来て涼しそうなところ、ということで、初日は「つぐ高原グリーンパーク」というところを予約した。
2日目は富山で一番不便そうなところにある杉ケ平キャンプ場に電話をしてみたら、「予約は必要ない」ということだったので、多分大丈夫だろう。

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07:50 犬の散歩を終えてから出発する。 既に気温は30℃くらいありそうだ。
今回は久しぶりに奥多摩から柳沢峠を越えてR20に入ることにする。
奥多摩に出る場合、飯能から成木を経由して軍畑へ抜けるルートが定番になっているが、今回は原市場から赤沢を経由して軍畑へ抜けてみよう。

08:22 県道53号との分岐点の手前で CAZUキャンプ場の前を通る。 外からだとどう見てもキャンプ場には見えないのだけど。

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県道53号に入って小沢峠へ向かって登り始めると、反対車線に茶色い小動物を発見。 猫ではなかった。 轢かれるなよ~。
すぐにトンネル。

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トンネルを抜けるとちょっと雰囲気が違う。 お寺やお宮が多いからか?
分岐を行き過ぎてしまいそうになったが、軍畑へ行くにはここを右折する。

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08:33 軍畑でR411に合流。 クルマに付いて走っていたら、パトカーと白バイのコンビに追いついてしまった。
パトカーたちは奥多摩湖ダムサイトパーキングに入っていったので、こちらはそのまま走り続ける。

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ところがこんどは都バスにつかえて低速走行。 今日はこんな感じかな?
奥多摩湖は長梅雨で湛水量がパンパン。
鶴の湯温泉の辺りでバスを抜いてからは快調に進む。

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09:29 丹波山を過ぎてしばらく進むと、新しそうなトンネルに入った。 こんなのあったっけ?

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続いて大常木トンネル。 出てすぐに一之瀬高橋トンネル。 この辺りは知ってる。
一之瀬高橋トンネルを出るとすぐにヘアピンカーブのところなんだよね。 旧道の様子は「山行が」の記事に詳しい。

先ほどの新しいトンネルは「大常木バイパスⅡ期」の「かたなばトンネル」で、2018年11月27日に供用開始されたようだ。

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09:43 柳沢峠を通過。 今日もバイクでいっぱいだ。
最後に柳沢峠を走ったのいつだっけ? 調べてみたら信州伊那谷キャンプの帰り道で2017年9月10日に通行していた。
奥多摩道は長くてたいくつなので、ここ数年は中山道経由が多かったからな。

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柳沢峠から塩山側の下りも一段と改良が進んでいた。 最終的には旧道はほとんど置き換わるのではないだろうか。

満タンで出発していなかったので、そろそろ給油が必要だ。
10:18 塩山に降りてR140に入り、ENEOS EneJet 山梨南SSで給油する。
R140から県道6号線に入り、双葉でR20に入る(11:13)。 昔は効率よかったイメージだが、なんだかとても時間が掛かった気がする。

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11:47 サントリー白州蒸溜所の入り口にある 7-11北杜白州店にピットイン。
「香ばし炒めの青椒肉絲丼」を食いながらR20の交通を見ていたら、諏訪湖方面へ向かうマスツーの中に白いWave125i(メットイン)を発見。 珍しいね。
標高は660mを超えているのだが暑い! そそくさと出発する。

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富士見峠を登って標高が900mに達すると少し涼しくなった。
12:37 安国寺西交差点からR152に左折する。 お婆さんが運転する軽自動車に「峠の茶屋」まで蓋をされるが、そのあとは快調。 少し曇ってきたのもありがたい。

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高遠からは県道209号線から県道18号線を通るルート。 これは先述の信州伊那谷キャンプの帰りに通ったルートだ。

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13:26 火山峠から飯田側に少し下ったところで、先行車の軽が右折をした(この写真の真ん中あたり)。
これは狭い旧道だが、現道をショートカットできるルートなのだ。 さすが地元車。 伊那谷の帰りに走ったのにすっかり忘れていた。
自分は現道の方を走ったのだが、合流ポイントの50m手前に来たときに先程の軽が現れた。
ムリをすれば自分の前に合流できたのだろうが、大人しく自分が通過したあとに合流してきた。

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13:38 天竜川に架かる吉瀬田切大橋を渡る。
13:40 「道の駅 田切の里」のところでR153伊南バイパスに入る。 このバイパスは3年前はまだぶつ切り状態だったのだが、2018年11月17日に開通したらしい。 「大常木バイパスⅡ期」とほぼ同時期じゃないか。
ルートを検討したときはまったく頭になかったのだが、3年経つとずいぶん違うもんだね。

バイパス区間はすぐに終わり、狭くて渋滞するR153に逆戻り。
事前設定のルートでは元善光寺駅の手前でR153から離れ、県道15号線に入るはずだったのだが、暑さで頭が働かなくなっており、そのままR153を走ることになった。

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阿智以南の山岳地帯に入る前に、もう一度給油をしておきたい。 今回は携行缶を持ってきていないのだ。
14:26 ENEOS 飯田インターSSに立ち寄る。 だがここは「エネフリ(エネクスフリート)」だったので電子マネーが使えない給油機だった。
その150m手前には同じENEOSのセルフで 飯田インターチェンジSS (飯田石油販売)があったというのに。
あーもう! しっかりしろ自分!!
14:37 R256との重複区間に入る。 隣は中央道。

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14:52 Aコープ ラックあち店に到着。 まだキャンプ場までは距離があるが、ここで買い出しをしていく。
品揃えは悪くない。

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中央道の下をくぐって、R153/R256は昼神温泉方面へ。 懐かしいね。 トランザルプで恵那山を越えたときのことを思い出す。

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15:18 R153(豊田方面)とR256(昼神温泉方面)の分岐点。 実際はR153が本線で道なりに進む。

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ここから治部坂峠までは結構な登り坂。 登坂車線もあるので速いクルマやバイクには譲る。

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15:33 治部坂峠はスノーシェルター。

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15:39 「道の駅 信州平谷」の「ひまわりの湯」で温泉に入る予定だったのだが、あまりに疲れているので一刻も早くキャンプ場に着きたい。
ここの温泉は好きなのだけど、なかなか入ることができないな。

つぐ高原編へ続く