佐賀ツーリング(初日)

2021年 5月 1日(土)

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今日から5月連休。 今年も五島には行けないので、最後の九州ツーリング(2年前もそんなことを言っていた気がする)として佐賀へキャンプをしに行く。
4時に起き、5時出発の予定だったが、思ったよりもテキパキと支度ができたので、04:36に出発できた。

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04:53 R16に入って南へ。 横田基地を過ぎる頃には空が明るくなってきた。

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05:53 R413道志みちに入る。 6時前とあって、まだ交通量は少ない。
道志村に入ると、冠雪した富士山の先っぽが見えてきた。

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06:29 「道の駅 どうし」でトイレ休憩。 バイクは10台ほど。 みんな朝早いね。 8分間の滞在。

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山伏峠を越えると富士山がはっきり見えてきた。 よく晴れて風もない、絶好の天気だね。
06:55 いつもなら県道730号線の展望台から写真を撮るところだが、今日は初めて「平野の浜」に行ってみる。
バイクも入れた写真も撮ったが、ここでは富士山に敬意を表してバイクなしバージョンで。

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07:03 籠坂峠を越えて下っていく。
東富士五湖道路から延長されるR138須走道路御殿場バイパスが開通して、R138の旧道は県道418号線に格下げとなった。 それに伴い、須走周辺の一方通行が変更になっていた。

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07:27 R469に入る。 Googleのナビに任せるとだいたいこのルートになるので、案内がなくても走れるくらいには慣れた。

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07:31 パノラマロードに右折。 富士山に笠雲がかかっている。 30分前にはなかったのに。 天気が下り坂になるのかな?

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900mを一気に下り、県道24号線から76号線を伝って、08:02 富士市でR1合流する。
高架を走っていたら東海道新幹線(下り)に追い抜かれた。

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08:08 マクドナルド1号線富士店に到着。 いつも夜に着くことが多かったから、なんか変な感じ。 こんな建物だったっけ?

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まだ何も食べていないので朝食。 もちろん入店前にモバイルオーダー。

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08:27 出発する。 東名が海岸線に割り込んでくる前の蒲原の辺りは眺めがいい。

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08:47 東名 清水I.C.付近ではR1の連続立体交差(清水立体)の工事が進行中。 静清バイパスが延長されて原付通行禁止区間が伸びるだけなので、何のメリットもない。
バイパスの側道に降りる入り口も既に位置が変わっていた。

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信号と一時停止だらけだが、それでもR1現道へ迂回するよりも高架下の側道を走る方が早い。
09:20 唐瀬I.C.でバイパスに復帰しなければならないのを、上り口を見過ごしてしまい5分間のロス。

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R1掛川バイパスの辺りで渋滞に遭遇。 路肩を使ってすり抜ける。

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11:03 新天竜川橋を通過。 左端のレーンを走っているのは、橋を渡った直後にR1から県道313号線に降りて北上するから。

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11:20 雨がポツポツしてきたので、県道65号線沿いの 7-11浜松西ヶ崎西店に立ち寄る。 今のうちに昼飯を食べておく。

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ここから先はいつ降られてもおかしくないのだが、幸いさっきのポツポツは通り雨だったようだ。
名古屋市で雨が降り出すのは15時ごろらしい。

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11:57 細江大橋を渡って交通教育センターレインボー浜名湖の前を通過。
R362にぶつかって左折して、浜名湖北岸を西へ進む。

ちなみに自分が自動二輪車(中型限定)を取ったのは、レインボーライディングスクール浜松だったのだが、10年前に閉校してしまったようだ。 街なかで敷地も狭かったけど、当時の勤め先から歩いて行けたから便利だった。

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三ヶ日でR301へ入って新城方面へ向かう。
12:15 宇利峠を越えて愛知県新城市に入る。 ここは初めて通る自治体だ。 「しんじょう」ではなく「あらしろ」と読む。

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新城市街地や豊川を突っ切ってR301は美濃三河高原へ。 登り口こそヘアピンカーブの連続だったが、道路改良された綺麗な区間もある。 こんな山の中でなぜ?

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豊田市の下山地区に入ると、インターチェンジもないのに巨大な立体交差が。 ここはトヨタ自動車 下山テストコースの入り口の1つだ。

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豊田市中心部に近づくにつれて道路改良はさらに力が入る。 さすが会社名を名前に頂く自治体。 R301はトヨタのための道だね。

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13:40 豊田市でR153に合流。 さらに西へ。

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14:05 みよし市を経由して、東郷町で県道57号線へ降りて北上。

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日進市を通過し、長久手市でR363にぶつかり西へ転進する。 こんな遠回りをしているのは、未踏自治体を通過するためだ。

トランザルプ時代に東名を走っているので、東郷町以外は通過していてもよさそうなものだが、豊田JCTから名古屋I.C.の区間は走った記録がなかった。
東名で西へ行くなら伊勢湾岸道を通った方がいいし、中央道から降りてくるなら小牧JCTから西だもんね。

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15:08 県道215号線で名古屋城のそばを通過したが、見えるのは石垣のみ。 県道200号線経由で79号線を走り、大治町を通過する。
今日は宇賀渓キャンプ場に泊まる予定なのだが、できるだけ16時までに受付してほしいと言われている。 時間が気になる。

15:48 R155にぶつかって左折してしばらくすると、曇天から堪えきれずに雨が降り出した。 雨宿りできそうな場所を探すが適当なところがない。
15:54 7-11 愛西内佐屋町店を見つけて駐車場に入る。 雨は本降りになってきて一刻の猶予もない。 すぐに合羽と長靴に履き替える。
本来ならスーパーで買い出ししてキャンプ場へ向かうのだが、そんな時間はもうないのでここで最低限の惣菜とビールを買っていく。
16:22 県道125号線で立田大橋を渡る。 雨で煙って視界が悪い。

16:53 R421のいなべ警察署東交差点を左折。 ここは2013年に友人Hと舞鶴に行ったときに通った覚えがある。 もうすぐ17時だが、キャンプ場の受付はまだ開いているだろうか?

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宇賀渓キャンプ場の入り口を入ったのは17:05だった。 幸い雨は小止みになっている。
カメラを出さなかったので、ここからはストリートビューで再現する。

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入り口をしばらく進むと右手に大きな駐車場。 左手の観光案内所も右奥の涼風軒という土産物屋も閉まっていた。 普通は場内の案内板があるものだがそれもない。

涼風軒の先で道は二手に分かれる。 最初は右の方に行ってみたが、(ここは北河内キャンプ場という表示はあったが)宇賀渓キャンプ場はなく宇賀川を渡る手前で引き返す。

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もう一方の道を進んでいくと、大規模な土木工事現場が現れた。 確かに電話した際に工事中とは言っていたが...
雨でぬかるむ工事現場を突っ切って先に進むと、また宇賀川に突き当たった。 河川敷に降りたところが北谷キャンプ場らしいが、バイクでは降りられないし、そもそも目的地とは異なる。
だんだん薄暗くなってきたし、ここは諦めて他を探すとしよう。

とまあかなり追い詰められて撤退の決断をしたのだが、航空写真モードにしてみると工事現場の西側に宇賀渓キャンプ場のマークがある。
思い返すと工事現場の手前に左に上がる道があったような気がする。 そっちに行っていれば宇賀渓キャンプ場にたどり着けたのかもしれない。
縁がなかったと諦めるほかない。

当初の計画では宇賀渓キャンプ場が満員で使えなかった場合は、石榑トンネルを抜けて滋賀県にある池田キャンプ場や黄和田キャンプ場、永源寺キャンプ場などに泊まるつもりだった。
だが既に時刻は17:10。 天気がイマイチとはいえGWの土曜日だ。 飛び込みでお願いするのも気が引ける。
とりあえずR421をいなべ市へ下りながら、どこかに野宿ができそうな場所がないか探すことにした。

17:15 R306との交差点を左折して北上していく。 途中で青川峡キャンピングパークの看板を目にしたが、もう野宿する決意を固めていたので確認はしなかった。 オートキャンプ場だがライダーズサイトもあるようなので、そこに泊まってもよかったのかもしれない。

17:19 R365にぶつかる。 特にアテがある訳ではないが、さっきは左折したので今度は右折する。
どこかに民家から遠くて人目につかず、犬の散歩にも来ない。 地面が平らでバイクも乗り入れることができる場所はないだろうか?

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あった。 東海環状自動車道は養老I.C.から大安I.C.までが事業中だが、橋脚が立てられたあと橋桁を載せるのを待っている区間があった。
橋脚の下は立入禁止ではなく、バイクで乗り入れることも可能だった。
高架や橋の下というのは騒音で酷くて野宿には不向きなのだが、まだ開通していないならこれ以上のところはない。

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17:24 時刻は17:24。 宇賀渓で野宿の覚悟をしてから15分も経たずに野営地が見つかってしまった。
ひとまず雨雲も過ぎ去り、虹も見えてきた。

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すぐにテントを張りたいところだが、まだ明るいので遠くの民家から見えたら苦情が来るかもしれない。
「雨宿りをしている」と言い訳ができるようにテントはまだ建てず、7-11で買ったペペロンチーノを温めて食べながらGoogleMapsで周辺の店を調べる。
すると遠くないところに日帰り温泉を発見。 コンビニも数軒あるし、ここ最高じゃね?
18:13 温泉へ向かう。

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18:17 「阿下喜温泉 あじさいの里」に到着。 コロナ禍でも営業しててくれて嬉しい。 「阿下喜」は「あしたき」かと思ったら「あげき」と読むらしい。 少し温めの浴槽もあってのんびり浸かるにはもってこいだった。
18:58 出発する。

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阿下喜温泉のちょっと手前に 7-11いなべ阿下喜駅前店があったので、ビールと惣菜、氷などを買い足す。
7-11に隣には阿下喜駅という駅があった。 どうやら終着駅のようだ。

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19:10 どっぷり日が暮れたところで野営地に戻る。 少し風が強いなか、ランタンの明かりを頼りにテントを設営する。
明日の朝はコーヒーも飲まずに撤収するので、調理道具などはトップケースに仕舞ってある。

長い1日だったな。 いささか先行きが不安になるが、まあ予定調和ばかりのツーリングでは面白くないことも確かだ。
三重県でキャンプができて、キャンプ場代も掛からなかったと考えれば、結果オーライではないだろうか?
明日も早起きしなければならないので21時には就寝する。


本日の走行距離 458.2km
Google Earth用KMZファイル(自宅~いなべ市) → 20210501.kmz