07:42 出発する。 交通量がそれなりにあるので、どうしてもトレイン状態になる。
退屈だが意識をフラットにして淡々と走る。
08:53 岐阜県中津川市に入る。 ここから少し緊張する。
なぜ緊張したのかというと、弥栄橋交差点で右折してR256に進む必要があるのだが、いつも行き過ぎて曲がりそこねてしまうのだ。
今回は身構えていたのでちゃんと右折できた。
R256は蛇行しながら椛の湖を通ってR257に合流するのだが、道なりに進むと県道3号線に入る。
椛の湖にはキャンプ場もあるようだし、次回はそっちを通ってみよう。
09:12 R257に合流する。
R257を走るのは2年前の長野・岐阜ツーリング以来だ。 あのときは 7-11 中津川付知町店を見つけて嬉しかった。
09:35 やっぱり今回も舞台峠はぬるっと通過する。
09:45 R41にぶつかって左折、西へ向かう。
飛騨川に沿って進むこの辺りは中山七里と言われる景勝地。 でも検索すると小説家の方がヒットするんだよね。
09:58 R256に右折する。 あれ? R256は舞台峠の手前で重複していたR257から分かれて西へ向かったのでは?
そう。 R256はR41にぶつかって一緒に北上してここまで来ていたのだ。 何だか先回りされた気分。
このR256は濃飛横断自動車道として設定されている。 「自動車道」という名前になっているが、地域高規格道路であり(今のところは)自動車専用道路ではない。
その証拠に自動車専用の規制標識は見当たらない。
ささゆりトンネルは全長4,877mの長大トンネル。 最近は危険物運搬トラックが通れるように5千メートルを下回るようにすることが多い。
完成から10年経っているはずだが、交通量が少ないせいかまだピカピカだ。
10:03 金山I.Cを通過。 ここから北へ向かい、東仙峡金山湖へ行くのも面白そうだ。
10:05 和良I.Cでバイパスは終了して現道に戻る。 落差が激しい。
ただこういう田舎道もいい。 空気が綺麗で深呼吸しながら走る。
10:22 堀越峠で「つづら折り」の警戒標識とゲートが出現。
R41から分岐してからずっと前を走っていた白いヤリスは、県道328号線の方へ行ってしまった。 地元民にとっては、おそらくそちらがメインルートなのだろう。
自分はできるだけ酷道 国道を走りたいので、R256を走っていく。
すごい山の中にいるような気分だが、実際には郡上八幡の市街地はすぐ近くにある。
10:31 R472と合流する。 吉田川を渡れば八幡神社まではすぐだったのだが、気づかずに城南交差点まで西進し、R156に入って北上する。
並走するのは長良川鉄道だ。 まだ廃線ではない。
郡上八幡に来たのは2回めだが、前回も通過しただけだった。
ちょうどこの日(7/23)の夜にO.Aされた『アド街』で郡上八幡を取り上げていたが、小さい街ながら見どころがたくさんあった。 次回はゆっくり観光したいね。
10:40 ENEOS パウメトウ郡上八幡インターSSで給油する。 ここには前回も立ち寄ったが、この辺りはセルフが少ないので貴重な存在。 かなり混んでいた。
日差しが強くて水分補給が欠かせない。
鮎漁解禁ということで、長良川にはたくさんの釣り人が出ている。 あんなにたくさんの人が釣って、鮎が絶滅したりしないのかな?
11:06 福井県へ抜けるには、このループ橋を上って R158油坂峠(旧道)を経由するのが一般的だ。
だが今日はまだ北上する。
全然列車が走ってる気配がないのだが、長良川鉄道は本当に営業中なのかな?
でもフェンスもなしに民家の庭先とか走っていて、親近感が持てるな。
11:14 長良川鉄道の終着駅である北濃駅に到着。
いまは夏休みだし土曜日でもあるが、通学に利用されているのだろうか?
改札を通らなくても駅構内に入れるのがすごい。
待合室に入ってみる。
自動改札とかICカード対応じゃない改札を見るのは久しぶりだな。 列車の乗降時に改札するからだろう。
発車は1日に8本のみ。
構内へ。 お邪魔します。
立派な標識。 終着駅の風格があるね。
ここから福井県の九頭竜湖駅(JR西)までつなげる計画だったらしい。
北濃駅には珍しいものがある。 それは転車台だ。
国の登録有形文化財に登録されている。 書類上は現役の設備だが、実際にはもう使われていない。
日本最古級の代物で、回わすのは人力(手押し)だという。
静かだね。
それにしても腹が減ったな。 北濃駅には食堂(終着北濃駅)があって、そっちは繁盛していた。
列車が入ってくるところを見たかったけど、キャンプ場の入り時間が決まっているので、そんなにゆっくりしていられない。
それにここまで来たら食べたいものもある。 先を急ごう。
桧峠編へ続く