それは8/3(水)の帰り道。 前日から Wave125iで通勤を始めていたが、ガソリンが減っていたので自宅の近所のセルフに寄って給油した。
家に帰る途中、信号待ちをしていると何か臭い。 ガソリン臭い。
ちゃんと燃料タンクのキャップは閉めたハズだよ。 何だろうね?と足元を見たら、エンジンの左カバーのあたりからポタポタと液体が流れ落ちている。
ガソリンが漏れている!!!!!
信号が変わったのでとりあえず発進する。 走りながら
「燃料タンクのオーバーフロー?そんなに首下いっぱい入れたつもりはないが...」
「先週末はフューエルホースからインジェクターは外していない。ホースに亀裂でも入ったか?」
「フューエルホースに引っ張りの力が働いて、インジェクターとのクイックジョイントが引っ張られてそこから漏れた?」
などグルグルと考えているうちに帰宅。
エンジンを止めると燃料漏れも止まったが、念のために入れたばかりのガソリンを抜いておく。
キジマ(Kijima) ()
¥429
耐油チューブを買っておいたのが役に立った。 下が濡れているのはガソリンではなく水を掛けたから。
翌日からの通勤は Wave110iで行くことにした。
次の日、タイからインジェクターと燃料フィルターが着弾。 フューエルホースが壊れてなければいいな。
エンジンは掛かるようになっているが、念のためにインジェクターを交換しておく。
目視確認だがフューエルホースに異常は見当たらなかった。
インジェクターは DIO 110と一緒らしい。
同じもの(のはず)なので、見た目も同一。
古い方は「FF27 5D T」と印字されている。
新しい方には「MC04 5D T」。 上段はS/Nかな?
燃料フィルターを交換するのでポンプを外し、ガソリンを完全に抜く。
微細な黒い粒子がわずかにあったが、水は溜まっていなかった。
燃料フィルターはGROMと共通だが輸入すると価格は1/3以下。 その分、送料が掛かるのだが。
黒ずんで見えるのは、黒い粒子の影響によるものだろうか?
燃料ポンプにフィルターをセットした状態。
燃料ポンプをタンクにセットしてエンジンを掛けると、ポンプのセット面からガソリンが漏れてきた。
インジェクターでもホースでもなく、ここから漏れていたのか! エンジンから漏れているように見えたのは、ホースを伝ってエンジンに垂れていたからなんだな。
燃料タンクとポンプの間にはOリングが入るのだが、これのセット状態が分からない。
ポンプ側にOリングをはめてセットしようとすると、タンク側の窪みに入らない。
そこでタンクの窪みにOリングを入れて、上から押しつぶすようにポンプをセットしていたのだが、きちんとシールできていなかったようだ。
ここまでカウルを外したのは始めてだ。 エアクリーナーボックスからスロットルボディまでの管の長いこと。
KURE エンジンコンディショナーを吹き込もうかと思ったが、ちょっと怖いのでエンストが再発するまでは我慢する。
メットインボックスの左脇にドライブレコーダーの配線がとぐろを巻いているので、サイドカウルがある状態でメットインボックスをセットするのが難しい(穴位置が合わない)。
ガソリン漏れが発覚したときにクイックジョイントを疑ったのは、メットインボックスを取り付けたときにホースを押してしまったからではないかと心当たりがあったからだ。
メットインボックスを付けてからサイドカウルを取り付けるようにすれば作業は容易だ。
抜き取ったガソリンをタンクに少量戻し、セルフに寄って満タンに給油した。
エンジンを掛けて燃料ポンプやエンジン廻りからガソリンが漏れていないことを確認した。
帰宅して「パーフェクトクリーン DX」を添加。 これでしばらく通勤に使ってみて、問題がないならツーリングに復帰させよう。