イグニションコイルの交換(未遂)

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Wave125iが不動車になったときに、原因究明のために購入したイグニションコイル(IGコイル)とプラグキャップが余っている。
ジョルカブを弄っていた頃にもIGコイルを交換したことがあるが、Waveに乗り換えてから(特にエンジンブローを機に排気量を 125ccから 110ccに戻して以降)は性能アップを目的とした改造は行なっていない。

とはいえ、だ。 このまま死蔵したところで、忘れ去られて使われないままになるのは明らかだ。
効果のほどにはあまり期待をしていないが、せっかくだから使ってみよう。

125iと 110iのどちらに使うかだが、110iに使ってみることにした。
理由は2つあって、1つは110iの方が古い(10M)こと。 IGコイルが経年劣化している可能性もある。
もう1つの理由は 125iはパワーに不満がないが、110iはモアパワーと感じることがあるからだ。 もし性能アップの効果があるなら 110iの方が感じやすいだろう。
もし効果を実感できたら 125iの方も交換していいかもしれない。

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Wave110iのIGコイルはシート前方右側面にある。 125iよりも若干後ろ寄りだ。

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SP武川のIGコイル付属のプラグコードは十分な長さ。 長すぎても困るが、短すぎて届かないのも困るので、切断は慎重に。

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切断したプラグコードの芯線を少し広げる。 プラグキャップの中のネジをここに刺してねじ込むわけだ。

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純正よりも10~15mm長くしてみた。

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車体に取り付けてみると、プラグキャップの長さの違いもあって、プラグコードの取り回しがいまいちフィットしない。
カウルが付くので横への張り出しはできない。上向きにすると水分がプラグキャップの中に入りやすいので、あまり良くないのだが...

それよりもエンジンを始動してみると、いまいちパッとしない。 空ぶかししてスロットルを放したとき、小さく「プス」という。
「パーン」というほど派手ではないが、ミススパークが起きてる?

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というか、SP武川よりも純正の方がコイルがデカくね? 直径は微妙だが、平端子の間隔は明らかに純正の方が広い。
芯金も純正の方が太い気がする。

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それは気のせいではなくて、純正コイルに付いていた金具をSP武川のコイルに使ったら、芯金の厚みが薄い(薄板積層なので1,2枚の差)のでボルトを締め込んだら変形してしまった。

結局、純正コイルに戻した。 スロットル急オフ時の「プス」音はするが、こちらの方が力強い気がする(走ってないけど)。
という訳で、社外品だからといって純正よりも性能が上かといえばそうではないということだ。
SP武川のコイルは動作確認用として待機してもらおう。