大弛小屋キャンプ(初日・大弛小屋編)

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13:08 琴川ダム展望広場を出発して乙女湖の方へ降りていく。

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13:13 県道219号線の起点を経由して県営林道川上牧丘線に入る。
金峰山荘にもキャンプ場があるんだね。 単に避暑目的ならこの辺りでもいいかもしれない。

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基本的には細い道だが改良されている区間もある。

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13:18 鶏冠山(西)ゲート(通年閉鎖)を通過。

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登山を終えた帰りなのだろう。 対向車はそこそこ来るので、ワインディングに熱中しすぎると危ない。
下りの対向車がカーブではらんだら、こちらはガードレールに追いやられてしまう。

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この写真の路面は良好だが、上り側は崖側なのでアスファルトに亀裂や剥離、段差が多い。
対向車を避けた先に路面の陥没があると、最悪転倒する恐れがある。

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路駐が見えてきたということはもうすぐ峠だ。

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13:41 大弛峠の駐車場に到着する。 クルマでいっぱいだね。

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舗装されている山梨県側に空きがなかったので、とりあえず長野県側にバイクを停める。
「大弛」と書かれた看板のところが朝日岳や金峰山方向への登山口だ。

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砂利の長野県側にも駐車は続いている。

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大弛小屋は山梨県側にある。 ここの入口を少し登る。

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その前に入口付近にあった「大弛峠鳥瞰図」を見る。 大弛小屋からは国師岳への登山道が続いている。

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テント場は小屋への道中にある。 先客はまだ 1組だけのようだ。

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大弛小屋に到着。 周りは登山客ばかり。 中に入るとちょうどテント泊の男性が受付をしていた。
用紙に記入して受付に持っていくとテントの大きさを聞かれる。 「3人用です」と答えると管理人は少し悩んで「じゃあ15番のサイトを使ってください」という。
料金は千円とリーズナブル。 お釣りをあまり用意していないっぽいので、千円札を用意して行った方がいい。

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山小屋なので食事もできるらしい。 なかなか小洒落たメニューで美味しそうだった。

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15番のサイトというとココのようだ。 椅子に使ったのだろう短い丸太があちこちにある。
とりあえず小枝などを取り除いて整地する。

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荷物を取りにバイクに戻ると、山梨県側の駐車スペースが空いていたのでバイクを移動する。
標高は GPS読みで 2,342mとなっている。 公式には 2,360mだが、そもそも GPSの高度表示は誤差が大きい。
気圧高度計付きの Vista HCxだが、キャリブレーションをしていないので意味がない。

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峠わきの木には何が根拠か標高 2,308mと書いた板が打ってあった。 まあどっちでもいいが 2,300mを超えていることは間違いない。

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テントサイトの地面は土というよりも落ち葉や小枝が砕けて堆積したような感じだった。 ペグの刺さりはよいが抜けやすい。
直火で焚き火でもやろうものなら山火事になりそうだ。 『幕営利用のご案内』に「テントサイトでのたき火・炭火はできません。(焚き火台使用含む)」と書いてあるのも当然だろう。

今回は家からウォーターバッグに水を入れてもってきた。 Wave130iのメットインスペースは往路は空のことが多い(帰りはゴミ袋が入っている)ので、水を持ってくるのは問題ない。

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14:27 オギノで買った昼飯用のデミグラスハンバーグ弁当。 これで 299円は安い。
本当は琴川ダム展望広場で食べる予定だったのだが、先客が居たので食べ損なっていた。

実はここで重大なことに気がついた。
箸やナイフ、キッチンハサミ、トングなどが入った調理器具バッグが見当たらないのだ。
別の袋に割り箸を入れてあったのでそれで食べる。

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昼飯が終わったので続いて晩飯に入る。 まずは袋サラダから。

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続いて焼売を焼いている間に馬刺しをいただく。 馬刺しというと熊本や会津が有名だが、山梨県でもよく食べられる。

ここで再び重大なことに気づく。 コッヘルセットも忘れてきたようだ。 皿がないので角バットで代用する。

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オギノには珍しく楽陽食品の赤箱が売ってなかった。 でもこの焼売も作っているのは楽陽食品だった。
10個入なのでウチのフライパンには収まりがいい。 味も赤箱より美味しい気がする。

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15:08 1本目のビールを飲み終わったところでトイレに行く。 トイレは駐車場のを利用する。

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2本目のビールはとり天とともに。 「やさしいお酢」をかけてあるからゼロカロリー。

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とり天を食べたあとに鶏もも肉というのは頭悪そうだが仕方ない。
それより調理器具バッグがないのにどうするのか?
実は以前にもバッグを忘れたことがあった。
それを教訓として予備の折り畳みナイフを別の袋に入れてあるのだ。

イワタニのガスマッチも調理器具バッグに入れてあったのだが、こちらも予備を別のところに入れてある。
もっとも、ジュニアバーナーを更新して点火措置が使えるようになったので、ガスマッチの出番はヤシガラ炭に火を着けるときだけになった。

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味付けはハウスの「魅惑のハリッサ」。 カルディのハリッサに比べるとちょっと塩っぱいが、チューブ入りなのでお手軽なのがいい。

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16:44 いつの間にか駐車場からはほとんどクルマが居なくなっていた。

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霧というか雲の中に居るんだろう。 気温も下がって、Tシャツにインナージャケットだけだと肌寒い。
家を出るときは暑かったので気が回らなかったが、今回は長Tを持ってきていないのだ。

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大弛峠には 2001年から 2003年までの 3年間、長野県側から上ってきたが、大弛峠に着くのはたいてい 15時を過ぎていた。
日没との競争みたいになって、下る頃には真っ暗になっていたこともある。
鹿かカモシカだったのか分からないが、大型野生動物が道に降りてきていて遭遇したこともある。

17:15 片付け終えてテントに入る。

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寝袋に入ったら寝てしまったようで、21時前に雨音で目が覚めた。
明日の朝には上がっていると思うがどうだろう?


本日の走行距離 129.7km
Google Earth用KMZファイル(自宅~大弛峠) → 20230902.kmz