2024年 8月10日(土)
おはようございます。
今朝も4時半に起床した。
昨日の夜に思い出した。 大間に来たらマグロを食べようと、刺し身の柵を買ってあったことを。
赤身でスジがあったが、まな板があったのでちゃんと切ることができた。
ロックアイスでよく冷えているし、生マグロだから水っぽくなくて美味しい。
いつもは鮭を買うおにぎりだが、十和田バラ焼き味があったので買ってみた。 美味しい。
昔は「道の駅 奥入瀬」で十和田バラ焼きのパックをよく買っていたものだった。
ここは日陰がないので、暑くなる前に撤収するのが吉だ。
大間 7時発の津軽海峡フェリーに乗るのだろう。 他のバイク乗りも続々とテントを畳んで出発していく。
05:54 出発前に徒歩で大間崎に行ってみる。
昨日ジンギスカンを焼いたベンチで、カップルがガスバーナーを使って朝食を食べていた。
なら炭火も OKだよね?
ここは海から上がる朝日と沈む夕日の両方が見えるんだな。 次は早起きして朝日を拝んでみよう。
06:03 出発する。
13年前に函館から大間へのフェリーが最終便しか取れなくて 21:15に大間港に着いたものの、スターターが回らない友人Hのバイク(250単気筒)は雨で濡れた路面にリヤタイヤがロックして何度やっても押しがけが成功しなかった。
合羽着て汗だくになりながらバイクを押し続づけたのは、人生で辛かった瞬間ベスト10に入るだろう。
疲労で頭が回らなかったのもあるが、雨が降っていたこともあり大間崎でキャンプをせずにむつ市へ向かって走り出した。
夜の R279は街灯もなく真っ暗で、ノーマルの Wave110iのヘッドライトは暗くて役に立たなかった。
今の LEDヘッドライトなら安心して走れるだろう。
下北道はまだ建設中で、来年度にも むつ東通IC-むつ奥内IC(5.3km)、横浜IC-横浜吹越IC(7km)が開通する予定だ。 全通するのもそう遠くないだろう。
07:27 帰りは下北道へは進まず、R279現道へ右折する。
前走車は多くないが、対向車線はけっこうクルマが来る。 こっちの道の方が好きだな。
07:52 野辺地の松ノ木平交差点に到達。 津軽(青森市)へ向かう R4と下北へ向かう R279が分岐する追分となる。
そろそろ給油する必要がある。 後生掛までのルート上のセルフを調べると、五戸の apollostationが見つかった。
七戸北ICから上北自動車道(上北道)へ左折する。 無料の自動車専用道路だ。
以前通ったときはなかったはずだが、2年前(2022年)の 11/27に開通したばかりらしい。
08:18 上北ICで下りて畑の中を抜けて R4へ。 R4をそのまま下ってきた場合と比較して、どれくらい時短になったんだろう?
08:43 apollostation セルフ五戸SSに到着する少し前からパラパラと雨が降ってきた。
給油している間に弱まったので、とりあえず走り出す。 ナビは R454ではなく南側に並行するグリーンロードを指示してきたが、これが適度なアップダウンもありなかなかいい道だった。
だが新郷村に入った辺りでいよいよ雨が強くなってきた。 初日の失敗もあるので早めに合羽を着よう。
09:16 R454に合流したところで木の下にバイクを停めて合羽とブーツカバーを装備したのだが、顔など露出しているところを狙って蚊が襲ってくる。 急いで着込んで走り出す。
09:39 秋田県境にはゲートがあった。
09:41 十和田湖へ向かう R454と分かれて、県道128号線へ左折。
09:51 R104に合流し、そのまま R103に入って鹿角方面へ。
冬に雪が降るとこの辺どうなっちゃうんだろうなぁ。
10:11 「道の駅 おおゆ」の手前で県道66号線へ左折。
大湯環状列石という看板があるが、あれがそうなのだろうか?
10:27 「いとく鹿角ショッピングセンター」で買い出しをしていく。
世間的にもお盆休みに入ったからか、すごい人出でごった返していた。 お盆用の食材もたくさん陳列されているし、帰省した子や孫のために大量の食材を買い込んでいるお年寄りも多い。
11:03にショッピングセンターを出発してあとは R282を南下して、と思ったのだが 7分後には再び停車することになった。 岩手県や青森県ではローソンかファミマしか見かけなかったが、7-11鹿角八幡平店があったからだ。
今回のツーリングで達成したいことの一つに、7-11が東北地方だけで販売している「でかむすび 青森県産いかのいがめんち」を食べるというものがあった。
果たして棚に一個だけあった「いがめんち」をゲットできたので、少し早いが「いとく」で買ったゆできび(まだ温かい)と一緒に昼飯にすることにした。
「いがめんち」とは”イカのメンチカツ”のこと。
7-11のコレは、マヨネーズと紅しょうがも入っていて、お好み焼きのようだ。 何よりボリュームが大きい。
関東でも売ってくれればいいのにね。
「ゆできび」の方は青森県産のゴールドラッシュだったが、まだ茹でたてだったしプリプリで美味しかった。 十分満足。
R282から R341へと進み、11:45 八幡平アスピーテラインの入口を左折する。
11:52 八幡平大沼にはハイカーが多くいた。 前回はキャンプ場と温泉しか行かなかったので、大沼は見てないな。
キャンプ場の入口は大沼のすぐ隣にある。
11:53 後生掛(大沼)キャンプ場に到着。
チェックインは 13時からということは知っているが、宿泊者は温泉の割引券をもらえるので先にチェックインしておきたかった。
だが受付は無人... 諦めよう。
1時間もあるので、先に後生掛温泉に入っていこう。
ああ懐かしい。 ここの温泉にはまた来たいと思っていた。
11:59 後生掛温泉に到着。
前よりも綺麗になってるな。
ここは通常の宿泊もだが湯治者のための宿もある。
湯畑からは蒸気が吹き上がっている。 硫黄の香りが期待を煽る。
日帰り温泉はこちらから入る。
玉川温泉のようにビリビリする強酸性の湯ではなく優しい硫黄泉。 出たり入ったりを繰り返しながら 1時間たっぷり入浴した。
打たせ湯もあって最高だった。
湯上がりに黒たまご(100円)を買う。 見事に真っ黒だね。
黒たまごは箱根の大涌谷に行ったときによく食べる。 前回ここに来たときも食べたが美味しい。
13:26 キャンプ場に戻る。 管理棟の前にバイクを停めていたら、あとから「なにわ」ナンバーの 1台のセローがやってきた。 先に管理棟に入る。
予約したのはフリーサイトだったので、好きなところを選んでよいとのこと。 女性2人組の先客がいたが、前回設営したところと近いところを選ぶ。
後からセロー君もやってきたが、いい場所は先着順だからね。
14:15 天気も怪しいし、時間は早いが飯にしよう。 カツとじからスタート。
14:30 カニカマサラダがあったのを忘れていた。
セロー君は買い出しに行ったのかバイクで出ていった。
15:24 食べるラー油が掛かった水餃子。 焼き餃子の方が好きかな。
15:28 ときおり雨がパラつくが、それほど長くは続かない。
雨雲が来ているのかレーダーを確認するが、しばらく降らないの一点張り。
15:42 だんだんと降る頻度が高くなり、量も増えてきた。
15:52 まだ焼き物があるんだった。 豚ロースの分厚いステーキを焼く。
厚すぎて火が通りづらいので、4面焼いてからハサミで切ってさらに焼いていく。
肉を焼いて食っているとセロー君が帰ってきた。 向かいの「八幡平ふれあいやすらぎ温泉センター ゆらら」なら18時まで入れるようだが、温泉には入れたのかな? こんな天気じゃなかったら自分も食後に入りにいったんだが。
雨量がだんだんと増えてきたので片付けて、17時前にはテントに入る。
気になるのは台風5号の進路だ。
明日は国設蔵王坊平キャンプ場に泊まる予定だったが、それでは当たり屋よろしく台風に突っ込んでいくも同然だ。
台風と距離を取るには日本海側に流れていくのがいいだろう。
鶴岡市の八森山レクリエーション広場が無料で良さげな感じだ。 とりあえず仮置きでいいだろう。
雨雲レーダーには何も映らないが、実際には日没前から霧雨が降っている。
気温が下がって飽和水蒸気量を超えた分が水滴となって現れているような感じだ。
もちろん明朝の撤収時の天気がどうなっているかも気になる。
どうやら日没で気温が下がったせいで飽和水蒸気量のしきい値が下がって、溢れた水分が雨粒となっているようだ。
不通の雨雲と違ってタイミングがまったく読めない。
これは運任せだな。
本日の走行距離 260.7km
Google Earth用KMZファイル(大間崎~後生掛) → 20240810.kmz