300泊記念ツーリング(2日目・前編)

2024年 9月 7日(土)

おはようございます。

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5時半に起床。 おにぎり食べてテントを出る。 今日もいい天気だ。
夜は寒いかと心配したが、インナーシュラフのおかげで夏シュラフでも快適だった。

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トイレに行ったついでに貸し切り風呂「シリカノユ」について調べる。

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風呂は 5つある。 1時間 1,000円というのはソロだと割高だが、家族で利用するならリーズナブルだろう。
ただしユニットバスなので、同時に入れる人数は限られるだろう。 30分ずつ 2回転とか、20分ずつ 3回転でも使えそう。

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予約は張り出された紙ベースで管理。 料金の支払いはゲストセンター内の売店で。
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06:59 撤収を終えて出発する。 まだオートキャンプサイトには日が当たっていない。

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夏場や涼しくて最高のキャンプ場だと思う。 もし今日のキャンプ場が奥飛騨温泉郷じゃなかったら、ここに連泊してもいいと思ったほど。
来年の夏はここで 3連泊とかするかもしれない。

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上のスキー場跡の様子が気になるので、坂道を登る。

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緑色の「木曽駒冷水公園」の看板が出ているところはキャンプサイトということのようだ。
途中に「アルパイン」というペンション跡のお風呂があった。 入浴料は500円。 今年は 9月末までの営業らしい。

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それぞれのサイトに結構な数の利用者がいる。 住んでいる(長期滞在の)人もいるんじゃないか?

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土曜の朝でこれだと、日曜日の朝はどんなことになっているのか、想像のがちょっと恐ろしい。

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07:02 これがスキー場跡の建物か。 登山者のための駐車場でもあるようだ。
トイレとか使えるのだろうか? 下のゲストハウスからは数百メートル離れている。

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正面右側の黒い建物がトイレと洗い場だろう。
オートキャンプサイトよりは不便かもしれないが、ここはここで景色が素晴らしいね。
キャンピングカーだったらこっちに停めた方がいいだろう。

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07:15 R19に出て南下する。 前を走るのは 2代目シティとフェアレディZ。 走り屋なのか、フェアレディにはロールバーが入っている。

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07:24 R361には右折せず、県道20号線まで行って右折する。 この辺りで標高は 800mくらい。

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07:38 開田高原へ向かう県道20号線と分かれて、県道473号線へ直進する。 念の為に停車して地図を確認。

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再び走り出してまたシティとフェアレディに追いつく。 どこへ行くんだろう?
御嶽山は山岳信仰の山である。 周囲には多数の「霊神碑」が建っている。 初めて来たときは薄気味悪かったな。

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いまはナビによる誘導ではなく、事前に作成したルートに沿って走っている。
御岳ロープウェイの乗り場に向かっているのだが、こんな狭い道がアクセス道路なの?

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それより前の2台はどこへ行くのだろう? 彼らもロープウェイに乗りに来ているのだろうか?

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その疑問が解けたのは 07:51、神王原の変則的な三叉路に着いたとき。
道の端が広場みたいになっているのだが、何かの集会か人が集まっている。
バイクを停めると、誘導係の人が寄ってきて「すいません。この先はヒルクライムのため道路貸し切りなんです」という。
御嶽山の周辺では日本では珍しく自動車によるヒルクライムイベントが定期的に開催されている。
シティとフェアレディはその大会に出場するようだ。 ロールバー装備も納得。 彼らも「ヘンなバイクがずっと付いてくる」と訝しんだだろう。
幸い、封鎖された道路は自分のルートとは外れていたので、そのまま走行を続けることができた。

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07:59 標高 1,718m地点で御岳ロープウェイの看板を直進したらミスコースだったようですぐに停車する。 マップを確認しているとリスが道路を横切った。
御岳ロープウェイの看板を右折するのが正しいルート。 

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こっちの道は少し広くて走りやすい。 上空をゴンドラが通過していった。

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08:04 御岳ロープウェイ 鹿ノ瀬駅の入口。 ロープウェイに乗るために山道を走ってきたわけではなく、単に走ったことのない道を通るのが目的なのでこのまま下っていく。

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08:15 県道20号線に再び合流。 蕎麦の花が咲いている。

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08:25 R361の九蔵峠展望台に到着。 何度も来ているが、ここから見る御嶽山がいちばん好きだ。
今日はちょっと雲が多いがまずまず。 ツンデレな八ヶ岳と違って、御嶽山は自分には愛想が良い。

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早いもので 2014年 9月14日の御嶽山噴火からもう 10年になる。 死者 58名、未だに行方不明の方が 5名という痛ましい災害だった。
2011年に御嶽山でキャンプをしたことがあったので、自分にとっても衝撃が大きかった。

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08:36 開田高原は蕎麦でも有名。 とはいえまだ開店前なので食べられない。 

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10月に入ると新蕎麦が食べられるようだ。

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08:44 長峰峠は木曽と飛騨を分ける重要な峠だが、茶屋跡が残る程度で寂しい雰囲気。

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08:46 最初の交差点で左折。 県道463号線に入る。

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右手の綺麗な施設は日和田ハイランド陸上競技場。 記録会でもあるのかな?

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日和田高原ロッジ・キャンプ場は風呂があるのはいいんだが、お高いキャンプ場なので自分には縁がなさそう。

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向かいの名古屋YMCA日和田高原キャンプ場は大人は対象外みたい。

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白樺の木立が綺麗だね。 この辺りでキャンプできれば気持ちいいだろうけど。

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こんがらがりそうな曲がり方の標識。 実際にはそんなにカーブはキツくない。

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08:55 柳蘭峠を左に曲がる。 ここから県道435号線となる。
高山市方面はここを直進した方が近道。

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右前方に御嶽山が見えるはずだが雲が掛かっている。

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広い駐車場はチャオ御岳スノーリゾートの名残。
キャンプ場にでも転換すればいいのにと思うが、国有地なので難しいのだろう。 ここで野宿できるかな?
クルマとバイクが停まってて写真を取っていたが、あれは飛騨御嶽尚子ボルダーロード石碑を撮っていたんだな。

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動物注意の標識がカワイイ。 これはカモシカ?

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こっちはキツネみたいだ。
この辺りで今回のツーリングで最高標高 1,857mを記録した。

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御岳自然休養林 胡桃島キャンプ場は風呂はないが、バイクキャンプで 1,600円程度と比較的リーズナブル。
でも「キャンプサイト内にクマが出た」らしくて、今シーズンのテント泊はもうできないらしい。

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遠くに見えるあの山は乗鞍岳の剣ヶ峰か。
今夜の野営地、奥飛騨温泉郷はあの向こう側にある。
御嶽山は飛騨山脈(北アルプス)に含まれるのか」議論があるらしいが、こうやって見る限り連なっているとは思えないな。

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09:07 濁河峠を通過。 ここから先は下呂市だ。

中編へ続く