2024年 9月 6日(金)
今週末(9/5)は奥飛騨温泉郷オートキャンプ場を予約していた。
予約したのはひと月以上前の 7/31だった。 その時点では意識していなかったのだが、8月連休の佐井村ツーリングが終わったあたりで、この日のキャンプが 299泊目のキャンプツーリングになることがわかった。
せっかく高規格(そして高価格)な奥飛騨温泉郷オートキャンプ場に泊まるのなら、300泊記念のキャンプにしたい。
ならばその前にもう 1泊しなければならないが、キャンプに行ける週末は限られているし、そこには既に予約も入れている。
ということで金曜日に前泊キャンプをすることにした。
問題はどこで前泊するかだ。 業務がイベント中なので、連休前のように 10時に仕事を上がるのは難しい。 早くても11時ぐらいだろう。
松本、諏訪湖方面だと波田リバーパークとかいずみ湖公園あたりか。 波田リバーパークは一度使ってみたいと思っていたので悪くはないが、奥飛騨温泉郷と近いのでチェックイン(13時)まで時間を持て余すかもしれない。
そんなとき読んだのが下記の記事。
全国の無料キャンプ場18選。予約不要サイトも登場!さまざまなロケーションを楽しもう
この中の木曽駒冷水公園というところが気になった。 有名な無料キャンプ場らしいが寡聞にして知らなかった。
木曽駒高原は 2002年の初キャンプツーリングで砂防ダムで野宿した思い出がある。 あの辺りで一度ちゃんとキャンプをしてみたいと思っていた。
問題は職場から出発して、日没までに到達できるかどうか? 距離的には 冠山トンネルツーリングで泊まった妙琴公園と同じくらいか? あのときは 10:17に職場を出発できている。
出発が 12時以降になった場合は波田リバーパークにする選択肢も保留してツーリングに臨むことにした。
当日は朝から忙しかったが、なんとか 10:45に終わらせて 11:01に出発することができた。 R254で群馬へ。
12:06 昨日給油していないので apollostation セルフ吉井中央SSで給油する。
一時期ほどではないが今日も暑い。 トイレでクールタオルに水を含ませて首に巻く。
内山峠は上りも下りも登坂車線のチャンスは1回きり(しかも短い)。 トラック2台と乗用車3台の後ろについて坂を上る。
前の乗用車がトラックと車間を開けすぎると、登坂車線で抜き切ることができない。
ぴったり後ろについて登坂車線区間に入ると一気にトラック2台を抜き去ることができた。
13:11 内山トンネルに突入。
内山峠の西側の R254はコスモス街道と呼ばれている。 まだ少し早いが咲き始めていた。
13:24 7-11佐久平賀店で昼飯。 こんだけ暑いとイートインがマジ助かる。
14:21 長久保でR152と合流する。 冠山トンネルツーリングの 55分遅れだが、出発の遅れ(44分)や給油のロス(4分)もあるので、ここまでのトラフィックは悪くない。
少し雲も出てきて暑さが和らいだ。
14:39 新和田トンネルに入る。 まだ木曽駒高原までは距離があるが、この時間にこんなところを走っていて大丈夫だろうか?
少し焦りは感じているが、木曽路にまともなスーパーマーケットはないので塩尻で買い出しをしていく。
正確には木曽福島にイオンはあるのだが、木曽駒高原を通り過ぎる形になるので先に買い出しするのだ。
15:20 ショッピングセンター ウイングロードに到着。 バイクの駐輪場が分からなくてぐるっと回ってしまった。
ここにデリシア塩尻店がある。 地階にスーパーがあるのは珍しい。
中途半端な時間帯ではあるが、びっくりするほどお客さんが少なかった。 営業大丈夫なのかなと心配になるレベル。
それでも買い出しを終えて 15:38に出発する。
15:54 R19桜沢トンネルの手前で旧道へ左折する。
久しぶりに「是より木曽路」の看板を見たかった。
道路の反対側の石碑もまだちゃんとある。
対向車線も含めてクルマもバイクもなし。
15:56 トンネル南側の交差点に着いたが感応センサーが反応しなかったので、二輪車用の押しボタンを押す。 このロスが10秒くらい。 そうこうしている間に分岐で前を走っていたトラックが通り過ぎていった。
最初からボタンを押していれば、ここで先行車を追い抜くことができるかもしれない。 次回は上手くやる。
まあそんなに急いでいるわけではない。 トレインの後ろを走っていると眠くなるので、あくまでレクリエーションだ。
16:09 新鳥居トンネルに入る。
16:23 「道の駅 日義木曽駒高原」を通り過ぎて、原野交差点で左折する。 対向車線に右折待ちのバイクが数台... まさかみんな行き先は同じ!?
この辺りはゴルフ場と企業の保養所が多い。 バブル崩壊で保養所を手放した企業は多いが、まだ残っているんだねー。
R19からそんなに距離がないと思っていたのだが意外に遠い。 そして登る!!
でもなんとか後続のバイクに追いつかれずにたどり着いた。
16:32 えーっと、ここでいいの、かな?
後続のバイクはさらに上にあがっていったのでスキー場跡へ行ったのかな?
左手にテントサイトがあるけれど、想像していたよりも小さいような... というか今日は金曜日ですよね?
Webサイトで確認して、ここがオートキャンプサイトであることを確認。 そうと分かれば場所の確保だ。
伊達に場数を踏んでいないので、こういうときに「最適な空き地」を見極める目を養っている。
一つ上の写真の真ん中右寄りのクルマの導線を避けた位置にスペースを見つけて設営を始める。
驚いたことに砂利サイトかと思ったらウッドチップを敷き詰めてあった。 でも想像よりも感触は軟らかくない。 ペグもちゃんと効いた。
標高 1,277mもあるんだな。 長Tとか持ってきていないんだが寒いだろうか?
隣にあった白いミニバンはもう帰りだったようで、テントを建てている間に出発していった。
すぐに男性がやってきて「お隣だいじょうぶですか?」とたずねられたので、「どうぞ、どうぞ」とバイクの位置を移動させた。 ミニバンに乗った家族連れ。
下手に広いスペースが残っていると、五月蝿いキャンパーが来るかもしれない。 わざわざ断りを入れるくらいの人なら常識的な人だろうし大歓迎だ。
水くみがてら場内散策といこう。 オートキャンプサイトの入口方向を見る。 自分のすぐ後に来たテネレの人はあそこに設営したのか。
こっちの階段を登るのが近道かな。
ここは常に水が流れ落ちている。 少々五月蝿いので音が気になる人はこっち側に設営しない方がいいだろう。
水はウッドデッキの周りの堀から来ているようだ。
この建物はゲストセンター。 中は売店とトイレ。 外の手前の角のところに小さな洗い場がある。
今日はトイレのドアは開きっぱなしだったが、暗証番号のロックがあるらしい。 写真の女性が指さしているQRコードを読んで、LINEで木曽駒冷水公園を友だち登録すると暗証番号を教えてくれる。
ゲストセンターとウッドデッキの間にもオートキャンパーのクルマが並んでいる。 車中泊の人もいるのかな。
方角的にはこちらが南東。
ごみステーションもあるが、燃えるゴミは売店で袋を500円で買う必要がある。 清掃協力金みたいなものか。 自分は燃えるゴミは持ち帰るので買わなかった。
その後ろは予約制の家族風呂(1時間 1,000円)とトイレと洗い場。
水舟でウォーターバッグに水くみする。
オートキャンプサイトの入口から戻る。 入口正面はヘッドライトを浴びるので設営は避けたいところだ。
入口を入って左側を見る。 地面の色が薄茶色のところがウッドチップを敷いてあるところだろう。
17:20 先に汲んできた冷水を飲んでみたが、クセがなくて飲みやすい。
枝豆とビールで乾杯。
17:36 今回は惣菜を何個も買わず弁当 1個で済ませた。
それだけではちょっと味気ないので、オイルサーディン缶を温めてみる。
メスティン炊飯にハマっていた5年前に買った缶詰で、非常用として調理器具セットに常に入れていました。
賞味期限は 3年前だが缶詰なので問題ないだろう。
カマドグリルの焼き網を敷いてバーナーの弱火で炙る。 塩と七味を少々。 これが弁当の白飯に合う!
17:52 いやー、まんぞく満足。 ちょっと休憩。
風は弱いが少し肌寒いのでインナージャケットを着る。
18:21 トイレに行って階段からオートキャンプサイトを見る。 景色的にはこちらよりもゲストセンター側の方が好きだな。
最近はコットンテントをはじめベージュ色のテントが多いから、我がテントはよく目立つ。
18:27 休憩終わり。 明日が飛騨牛の予定なので、本日のメインはタンドリー味のチキンステーキ。 240gで値段(税込435円)もお安い。
ロースター鉄板で焼いて食べるのはこういう肉が一番いいな。
トイレに行ったついでにゲストセンター内の売店を覗いてみる。
建物内には子供が遊べるスペースもあり、雨のときなど重宝するだろう。
カップ麺やガス缶なども売っている。
冷凍の肉類もある。 食材が足りなくなったときなど助かる。
ビールが終わったので冷水でお湯を沸かしていいちこを飲む。 日中はまだまだ暑いが、秋の気配を感じるね。 蚊もいないし、外にいるのが気持ちいい。
ここより上の段のアルパインというところでお風呂に入れるらしい(今年は9月末まで)が、面倒なので今日はもういいや。
片付けて20時にテントに入る。
本日の走行距離 240.4km
Google Earth用KMZファイル(自宅~木曽駒高原) → 20240906.kmz