Unicornを買う前に、インドで生産された 160ccエンジンを積んだモデルについて調査したことがあります。
その他の国では生産販売されていないのでしょうか?
まずインドでは SP160にバトンタッチした X-BLADEですが、南米のペルーやコロンビアでは X-BLADE 160として 25Mが販売されています。
正立フォークで 17インチホイール。 デザインはインドの X-BLADEを踏襲していますね。
エンジンは PGM-FIで最高出力 13,7HP/8,000rpm、最大トルク 14,7Nm/5,500rpmです。
また中米のメキシコでは CB160F INVICTAとして、コスタリカでは CB160F HORNET、そしてコロンビアでも CB160F STDとして販売中。
こちらも正立フォークで 17インチホイール。 ヘッドライトはハロゲンだし FRブレーキに ABSもないので、基本設計は古いのかも。 機種コードも 16Mの HORNET160Rと同じ K43だし。
でも SP160/Unicornを含めて兄弟車のなかで一番スタイリッシュだと思います。
出力特性は違っていて、最高出力 15.66HP/8,500rpm、最大トルク 14.76Nm/6,500rpmと高回転型になっています。
もしかしたら PGM-FIではなくキャブレター仕様かもしれません。
ちなみに中国では新大洲本田で CBF190Rや日本にも輸入された CBF190TRなどが生産されていますが、160ccモデルはなくて CBF150Rのように ボア57.3mm×ストローク57.8mmの 150cc(実際には149cc)モデルがラインナップされています。
160cc(実際には162.7cc)だと 190cc(実際には184.4 cc)との排気量差が少ないからかな。
わかったことは Unicornはインド特有のモデルで、他に似たモデルはない唯一無二の存在ということですね。