Unicornのメーターパネルの電球はすべて LED化してあるが、昨日、ニュートラルのインジケーターが不規則に点滅しだした。
最初はギヤがちゃんとニュートラルに入ってないのかと疑ったが、どうやら LEDが切れかかっているようだ。
実はそれより早く、タコメーター(左)と燃料計(右)の照明の LEDは交換してから 2週間くらいで点かなくなっていた。
こちらは常時点灯なので条件が厳しかったのだろう。
そのうち交換しなければと思っていたところに今回のインジケーターである。
T10の LEDも数え切れないくらい沢山買ったが、信頼性の高いものはごくわずかだった。
過電圧(12V超え)が原因なのか、放熱が不十分なのかは不明だが、発光素子周辺が茶色く焦げた感じになるものが多い。 あるいは内蔵した抵抗素子がパンクしたのか?
T5の LEDは体積が小さいので、信頼性を上げるための仕掛けが難しそうだ。
PIAAなど一流ブランドから発売されていないのも、T5 LEDの信頼性を下げる一因になっているのかもしれない。
だからといって電球に逆戻りだと芸が無い。 第一、元の電球はもう捨ててしまった。

¥730
そこでまた違う T5 LEDを買ってみた。

¥970
これでもダメな場合に備えて T5電球も用意する。 商品説明に「LED電球」と入っているが、正真正銘ただの電球である。
元の電球は 1.7Wだったので、1.2Wにすれば 0.5Wの消費電力削減になる。 常時点灯しているのはメーター照明の 2個だけだが。
昨日届いたので、帰宅後に交換してみた。
タコメーターと燃料計の照明に使っていた LEDは、抵抗のところが焼け焦げていたので、これは故障だろう。
とりあえず切れてもあまり害がないタコメーターの照明に T5 LEDを、燃料計の照明とウインカー以外のインジケーターに電球を入れたのだが、ソケットと電球のガタが大きくて接触が安定しない。
ニュートラル・インジケーターが点滅していたのは、切れそうになったのではなく接触不良だったのかもしれない。
パーツカタログを見ると、#2の 34908-MG9-951は「 BALB, WEDGE BASE (12V, 1.7W)」とあるだけで、T5とも T10とも書いていない。
調べてみると「M&Hマツシマ ウエッジシングル球」のなかに「 T6.5ウエッジ(特殊)」というものがある。 どうやらこれが 34908-MG9-951と同じようだ。

¥327
Amazonで T6.5の LEDを探してみたが、ほとんどが「T5/T6.5兼用」というものばかりだった。

¥1,320
唯一見つけたのがサイバーストークのマイクロLED。 消費電力が知りたいところだが、とりあえず試しに買ってみよう。
T6.5 LEDは 3個しか入手できなかった。
届いた T5電球(左)と T6.5電球(右)の比較。 微妙だが差し込み部の幅に違いがある。
続いて T6.5電球(左)と T6.5 LED(右)の比較。
LEDの差し込み部は T5電球よりも明らかに大きく、T6.5電球とも同等以上。 さらに「横揺れ防止安定リング」なる短いチューブが付属していた。
これならソケットとの接触不良の心配はなさそうだ。
点灯時間が長いタコメーターと燃料計の照明に T6.5 LEDを使う。 「横揺れ防止安定リング」は地味だがいい仕事をしている。
LEDの頭はΦ7.8と大きいが、問題なくメーター筐体にセットできた。
T6.5 LEDは 3個しかないので、もう 1個はニュートラル・インジケーターに使用した。 明るさは十分すぎるね。
この LEDは無極性なので、差し込み方向を気にせずに使えるのがいい。
FI警告灯は IG-On時だけなので T6.5電球で十分だ。
問題は寿命だが、こればかりは使っていくなかで確認するしかない。
他にも T6.5 LEDが販売されていないか、引き続きチェックしていきたい。