メーターのインジケーターの電球は T5じゃなかった

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Unicornのメーターパネルの電球はすべて LED化してあるが、昨日、ニュートラルのインジケーターが不規則に点滅しだした。
最初はギヤがちゃんとニュートラルに入ってないのかと疑ったが、どうやら LEDが切れかかっているようだ。

実はそれより早く、タコメーター(左)と燃料計(右)の照明の LEDは交換してから 2週間くらいで点かなくなっていた。
こちらは常時点灯なので条件が厳しかったのだろう。
そのうち交換しなければと思っていたところに今回のインジケーターである。

T10の LEDも数え切れないくらい沢山買ったが、信頼性の高いものはごくわずかだった。
過電圧(12V超え)が原因なのか、放熱が不十分なのかは不明だが、発光素子周辺が茶色く焦げた感じになるものが多い。 あるいは内蔵した抵抗素子がパンクしたのか?
T5の LEDは体積が小さいので、信頼性を上げるための仕掛けが難しそうだ。
PIAAなど一流ブランドから発売されていないのも、T5 LEDの信頼性を下げる一因になっているのかもしれない。

だからといって電球に逆戻りだと芸が無い。 第一、元の電球はもう捨ててしまった。

そこでまた違う T5 LEDを買ってみた。

これでもダメな場合に備えて T5電球も用意する。 商品説明に「LED電球」と入っているが、正真正銘ただの電球である。
元の電球は 1.7Wだったので、1.2Wにすれば 0.5Wの消費電力削減になる。 常時点灯しているのはメーター照明の 2個だけだが。
昨日届いたので、帰宅後に交換してみた。

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タコメーターと燃料計の照明に使っていた LEDは、抵抗のところが焼け焦げていたので、これは故障だろう。

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とりあえず切れてもあまり害がないタコメーターの照明に T5 LEDを、燃料計の照明とウインカー以外のインジケーターに電球を入れたのだが、ソケットと電球のガタが大きくて接触が安定しない。
ニュートラル・インジケーターが点滅していたのは、切れそうになったのではなく接触不良だったのかもしれない。

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パーツカタログを見ると、#2の 34908-MG9-951は「 BALB, WEDGE BASE (12V, 1.7W)」とあるだけで、T5とも T10とも書いていない。
調べてみると「M&Hマツシマ ウエッジシングル球」のなかに「 T6.5ウエッジ(特殊)」というものがある。 どうやらこれが 34908-MG9-951と同じようだ。

Amazonで T6.5の LEDを探してみたが、ほとんどが「T5/T6.5兼用」というものばかりだった。

唯一見つけたのがサイバーストークのマイクロLED。 消費電力が知りたいところだが、とりあえず試しに買ってみよう。

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T6.5 LEDは 3個しか入手できなかった。

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届いた T5電球(左)と T6.5電球(右)の比較。 微妙だが差し込み部の幅に違いがある。

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続いて T6.5電球(左)と T6.5 LED(右)の比較。
LEDの差し込み部は T5電球よりも明らかに大きく、T6.5電球とも同等以上。 さらに「横揺れ防止安定リング」なる短いチューブが付属していた。
これならソケットとの接触不良の心配はなさそうだ。

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点灯時間が長いタコメーターと燃料計の照明に T6.5 LEDを使う。 「横揺れ防止安定リング」は地味だがいい仕事をしている。
T6.5 LEDは 3個しかないので、もう 1個はニュートラル・インジケーターに使用した。 FI警告灯は IG-On時だけなので T6.5電球で十分だ。
この LEDは無極性なので、差し込み方向を気にせずに使えるのがいい。

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LEDの頭はΦ7.8と大きいが、問題なくメーター筐体にセットできた。
問題は寿命だが、こればかりは使っていくなかで確認するしかない。
他に T6.5 LEDが販売されていないか、引き続きチェックしていきたい。