第402回:トヨタは悪くない? プリウスリコール発動に見る、超神経質社会ニッポンへの恐怖
今ちまたの話題をさらっているプリウスリコール問題。詳しく直接取材したわけじゃないし、ニュースを見たり、リリースを読んだりしてる程度での感覚だけど、俺的には過剰反応に思える。大ざっぱに言えばアメリカという世界的クレーマー、もしくはモンスターペアレンツ的存在に遭遇し、そのネガティブキャンペーンが日本に飛び火してしまったようなもんだと思っている。
別にトヨタを特別扱いせよというわけではない。問題があったのならしっかりと正すべきだ。だけど、プリウスが無ければマジメな話、日本の自動車産業、ひいては物作りはここまでプライドを保てなかったと思うのだ。(中略)
そのプライドを、なぜよってたかってボロボロにし、捨て去らせようとするのだろうか。報道するなというわけではない。ただ、その姿勢は明らかにバランスを欠いている。
小沢コージってアタマ悪いと思っていたけど、本当にバカだね。
問題の核心はもはや「プリウス、ザマーミロ」とか、そんなレベルのことじゃないのに。 危機管理体制どころか、トヨタの企業統治のあり方が問われているんだよ。 WSJの記事読んだ方がいい。