管首相、自民党消費税10%案を丸呑み

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ガバナンス・国を動かす:第4部・つまずきの後に/5止 党内議論なき転換 - 毎日jp(毎日新聞)

消費税の増税について、日本の首相の発言は「4年間上げない」から「10%を参考に早期に結論」へと、わずかの間に180度変わった。民主党は根幹政策の変更を、代表の交代だけですませてしまった。
 
「自民党にクリンチをかける」。菅直人首相は財務相当時の3月下旬、「財政健全化法案の提出を検討する」と表明した直後、内閣府の経済財政担当職員にそう語っていた。自民党の出した「財政健全化責任法案」を逆手に取る作戦だ。
 
自民党による「バラマキ」批判を取り込んで、消費税を選挙の争点にさせない--。菅首相にとって「超党派での(増税)合意を目指す」という17日の発言は、クリンチ作戦の第2弾だった。

酷い話だね。 本当に議論して、「10%あれば大丈夫なので、消費税の増税にご理解ください」と頭を下げるのなら話は分かるけど、「数字を合わせておけば、野党も反対できないだろう」というのは、理念なき論客である管首相らしいというか。

たぶん10%じゃ足りなくて、数年後にはまた増税と言い出すに違いないと思いますけどね。 最低15%、本当は20%くらいにする必要があるのではないかと思いますよ。
その場合、ベーシックインカムなどの政策も必要になってくるのではないでしょうかね。