御嶽山ツーリング(最終日)

2011年 7月15日(金)

おはようございます。
「早呑み早起き」のはずが、飲み過ぎて夜中から二日酔いが始まってしまい、なかなか寝付くことが出来ませんでした。 結局目が覚めたのは 6時半過ぎでした。

以前に栗駒山でキャンプしたとき(あれも7月だった)は、シュラフを持っていかなくて寒くて寝られなかった思い出があります。
このキヤンプ場は標高1,400mに位置していますが、暑くてシュラフをふとんのように掛けて寝ました。

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鳥海山ツーリングでも書きましたが、テントの設営場所で見落としがちなのは、「朝、直射日光が当たらないこと」です。 真夏に朝日が当たると、暑くて寝てられませんし、撤収作業も困難になります。

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ここのキャンプ場は常設テントがたくさんあります。 逆に、普通のテントを張るのに適した場所は少ないように感じました。
常設テントって、痛んでたりカビてたりすることが多くて、なんか気味が悪いので使う気しないんだけどね。
ここを登ると御嶽山が見えるはず。 ちょっと登ってみましょう。

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やあ、実に清々しいです。 今日もいい天気になりそうですが、暑くなるのも確かのようです。 

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このキャンプ場は炊事場やトイレがよく整備されています。 洗剤やたわしなんかも置いてあります。 ゴミも分別すれば回収してくれます。

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外は暑いので、テントを畳んだりの作業は、日影のある炊事場のテーブルで行いました。 外は日差しが強くて、ブルーシートも簡単に乾いてしまいました。

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結局、出発は09:09になってしまいました。 キャンプ場の自販機でお茶を買っていきます。 ミネラルウォーターは売ってませんが、ここの水道水はクセがない味だったので問題ないです。

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先を急ぐ旅ですが、ここまで来て上がらずに帰る訳にもいきません。

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空気が美味しいとはこのことを言うのでしょう。 本当に気持ちいいです。 急いで上るのがもったいないくらいです。

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09:31 終点の田ノ原天然公園に着きました。 さすがに登山客が多いです。

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土産物屋や食堂もあります。

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Waveも記念撮影をしておきましょう。

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デジカメでズームしたら、ここまで見えました(画像は縮小してあります)。 等倍なら人影も見えそうです。
近そうに思えますが、ここから上るのだって大変だろうと思います。

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「御岳崩れ」というのだそうです。 1984年の地震で発生したらしいです。

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方角的に、南アルプスの峰々でしょうか?

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県道20号を北上して、再びR361に戻ったあと、まずは高山を目指します。
行く手に三つの頂を持つ山が見えるのですが、なんていう山だろうと考えながら走っていました。 どうやら富士山、立山と並ぶ日本三霊山の一つ、白山だったようですね。

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11:01 長峰峠からは岐阜県に入ります。

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11:10 高根乗鞍湖の高嶺大橋を渡りきったところで、県道39号との分岐点があります。
前回来たときは、ここを右折して野麦峠を越えて帰ったのでした。 この先のR361は初めて通る道です。

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11:40 美女街道の入り口にて。 なぜ美女街道なのかというと、旧道に美女峠というのがあるからみたいです。 残念ながら美女には出会えませんでしたが。

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遠くに御嶽山が見えました。 今回はこれが見納めでしょう。 また来るよ!

R361をそのまま走っていけば高山に着けるのですが、「←高山市街」という看板に騙されて(?)ミスコースしてしまいました。 あとから確認すると、県道462号を走っていたみたいで、観光地のど真ん中を通って高山駅前に出てきました。

路肩に停めて地図で確認していたら、「どこか探してはるんですか?」という声が。 ふと目を上げると、店員さんらしき若い女性が、ほうきを持って立ってました。
「いえ、大丈夫です」と笑顔で応えましたが、さすが「飛騨の小京都」と呼ばれるだけはあります。 こんなところで「美女」に会えるとは。 少し残ったそばかすと、京言葉が耳に残りました。

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12:05 R41をまたいでR158に入ります。 すぐにセルフがあったので給油します。
朝にカップはるさめを食べただけなので、お腹も減りました。 12:20 「道の駅 ななもり清見」で休憩です。

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ガッツリ食べたいのでレストランへ。 飛騨といえば飛騨牛。 そして朴葉焼きです。
保冷が必要なので飛騨牛は買えませんが、お土産に朴葉と味噌のセットを買って帰りました。

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もういっちょ飛騨牛串焼き、300円也。 注文を受けてから焼くので少々待ちますが、それだけの価値はあります。 ジューシーでとても美味しいです。 

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12:53 リスタート。 高山からはいったん南下して、御母衣湖の南端でR156に入り(13:29)、一転北上して白川郷を目指します。 これがまー長いこと。
でもこのR156の区間は、前に通ったことがあります。 御母衣湖のロックフィルダムも懐かしい。

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白川郷には前にも来ましたし、大して面白くもないのでパスです。
用があるのは、つい見逃してしまいそうなこの道路。 R360です。 時刻は14:02。 キャンプ場を出てから5時間。 ずいぶん掛かりましたね。

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ゲートまではいい感じの道が続きます。

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前回は冬季閉鎖で涙を飲んだこのゲート。 6/29に開通したばかりで、まだ台風も来ていないのでちゃんと開いています。

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しばらく進むと見事な滝が。 天生中滝というのだそうです。

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晴れていればこんな景色が見えるそうなのですが、あいにくモヤっています。 峠はまだ先です。

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急勾配の崖沿いの道から一転。 ソウレ山を迂回するように、なだらかな道が続きます。

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14:26 いきなりそれは現れました。 天生峠です。

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峠を抜けると雰囲気が変わって、大きな駐車場とトイレがありました。 天生湿原へ行く観光客のためのものでしょう。

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県道75号に合流する手前にあるゲート。 2003年以来、ようやくリベンジを果たすことができました。

この辺りから、左ミラーが緩んで風圧に負けて倒れるようになってきました。
ミラーだけなら外せばいいのですが、GPSのブラケットと共締めになっているので、外す訳にもいきません。
工具を持ってきていないので、ここから先はミラーの緩みと闘いながらの走行となりました。

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14:59 つのがわの鉄橋。 ここからR360は北へ、R471/R472は南へ分かれます。
R360はこの先がまたとても良い道なんですが、既に予定よりも大幅に遅れています。 ここは大人しくR41で高山へ向かいます。

古川のセルフで給油し、さらにコンビニでリポDとおにぎりを補給しました。 街に降りてくると給油と腹ごしらえというのがセットになってますね。

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国府を過ぎてあじめ峡のあたりでR41の工事渋滞に遭遇。 ろくに迂回路もないようなところで、平日昼間にやるんじゃねぇ!
15:46 R41から県道89号へ左折し、そのままR158に入りました。

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16:22 平湯に到着。 原付では自動車専用道路である安房峠道路は通れないので、旧道を通らないと松本へは降りれません。

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平湯バスターミナルに降りていくと、旧道への入り口があります。 実はココを通るのは初めてです。

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16:37 思ったより時間も掛からずに安房峠に到着。 とはいえ夜中は走りたくないですね。

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16:52 旧道から安房峠トンネル出口に合流する地点で、道路工事をやっていました。 今回のツーリングは本当に道路工事が多かったです。
とくにこの信号機には10回近く遭遇したでしょう。 短くても1分半、長いと3分以上待たせるのですが、なんとかならんのかな。

帰宅してから知ったのですが、R158は6/23~6/28正午まで全面通行止だったようです。
片側通行止めでも通れただけでも運が良かったと思うべきなんでしょうね。


ここから先は蛇足みたいなものです。

松本でR19に入ったのは18:09。 ここから自宅までは5時間と予想されます。
18:22 R254に入り、松本トンネルの料金所を過ぎたところで、シート下で充電していた携帯を取り出したら、なぜか電池フタが外れていました。 ボックスの中を探したのですが、フタは見つかりません。 とりあえず嫁に「帰宅は23時過ぎ」とメールを打っておきます。

さらにWaveの左側のステップラバーがないことに気付きました。 以前からラバーが回転したりズレたりしていたのですが、走行中に脱落しているとは思いませんでした。 そんなに擦ってはいなかったと思うのですが。

その後、三才山トンネルを通って、立科のコメリに立ち寄り、12-14mmのスパナを購入しました。 これでしっかりとミラーのナットを締めることができました。

佐久を通過したのが 19:59。 まだまだ先は長いですが、内山峠を越えればもう大きな峠はありません。

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20:39 下仁田のコンビニで最後の休憩。 アリVとおにぎりを投入。

小川町で県道30号に入ったものの、ミスコースして鳩山町の方へ行ってしまいましたが、なんとか毛呂山で復帰。 帰宅したのは23:02でした。
GPSのオドメータでは、総走行距離は885kmとなっていました。

ちょっと欲張ったツーリングでしたが、それだけ天生峠へのリベンジにかけるモチベーションが高かったということです。
さすがにお尻が痛かったですが、翌日も犬の散歩をしてから出社する元気はありました。
今月はもうこれでお腹いっぱいです。 次は八月連休ですね。


本日の走行距離 535km
Google Earth用KMZファイル(御嶽山~自宅) → 20110715.kmz