RaspyFIを試す(2台目編)

RuneAudioは0.2から開発が止まったまま(ffmpeg有効化してもALACは0kbpsになってしまう)だし、Volumioも USB DACを認識しない(DACとの相性というよりALSAのUSB出力の問題?)し、かといって Voyage MuBoxは Web UIがないので使いづらい(MPDクライアントはどれも五十歩百歩)です。

あとBBBはオンボードの不揮発性メモリ(eMMC)が邪魔して、起動トラブルが多いような気がします。 なんでこんな面倒くさい仕様にしてるんだろ。
業を煮やして、二台目のRPiを購入しました。

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今回はRSコンポーネンツから直接購入しました。 外箱がラズベリー色のプラスチックケースではなく、紙箱になってました。

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基板のリビジョンも「1349」に上がってました。

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ヒートシンクと短いSDカードアダプタも購入してます。

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ケースは前回と同じでは芸がないので、PiBowのレインボーケースにしました。

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こんな感じで、アクリルの板を重ねてケースにします。

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完成です。 板に番号が書いてあるので、その順番に重ねればOKです。

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ところが困ったことに短いSDカードアダプタは厚みがあるので、PiBowのケースには使えませんでした。 仕方ないので、通常のSDカードアダプタを使います。

RaspyFiのシステムは寝室で使っているものと同じです。 start.elf、start_cd.elf、start_x.elfの3つのファイルを置き換えないとブートしないのも同様でした。
microSDカードは、最初 class不明の 2GBの奴を使ってみたんですが、RaspyFiの MPD databaseの Updateがいつまでたっても終わりません。
class10の8GBのカードにインストールし直したら、ちゃんとUpdateが終わりました。

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nasneのHDDに楽曲を入れて共有すると、どうしても音が途切れたりすることがあるので、2号機にUSB HDDを持たせます。
3.5インチHDDはスピンアップに時間が掛かるし、今さら1TBとか750GBのHDDを買うのも中途半端です。

仕事で使っている Transcendの 1TBのUSB HDDが手狭になってきたので、2TBの WD Elements Portable 2TBに買い替えました。
そしてTranscendの方をオーディオに払い下げることにしました。 ケースが耐衝撃用で、ちょっとオーディオっぽくないのが玉にキズですが。

このHDDにはバスパワー電源の補助用プラグも付いてますが、最初はそちらは繋ぎませんでした(RPiのバスパワーだけで駆動)。
ただブート時は電力が足りなくなるのか起動に失敗することがあるので、USB ACアダプタから給電しました。

音質的には特別良い訳ではないのですが、現時点で「ちゃんと動く」のが RaspyFiの最大の美点です。