エンジンが壊れてスクリーンとミラー、さらには(ホイールとタイヤは新品になりましたが)チューブレスタイヤまで剥ぎ取られてしまった不遇な110i。
125iの仕立てがひとまず完了し、キャンプもオフシーズンに入ったので、これからは110iの復活に力を注ぎたいと思います。
エンジンの方はまだ部品の段取り中なので、まずは欠けているミラーとスクリーンを補うことにします。
ミラーは125iの奴が新品同然であるのですが、安っぽいのみならず小さくて視認性が悪いので不採用。 PCX純正ミラーが気に入っているので、ヤフオクで調達しました。
傷物なら片側500円くらいで出ているのですが、たまたま(新車外しでもなく完全な)新品が片側千円で出ていたのでそれを奢りました。
続いてスクリーンですが、旭風防の SPC-08がちょっとプロテクション不足だったので、今回は SPC-13にしました。
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スクリーンの取説に、ホンダとスズキのミラーの解説がありました。 組み立て時はロックタイトなどのねじの緩み止め剤を塗布した方がいいと思います。
仮組みをするとこんな感じです。 問題はステーで、このままWave110i(125iも)にはポン付けできません。 SPC-08もそうですが、ミラーの座面よりもインパネが高いのでステーに干渉するんですよね。 いま125iに付けているSPC-08は、Wave用スクリーンのステーを使っているので取り付けられるのです。
さらに左右のミラー取り付け穴のピッチもカブ110よりWaveの方が20~30mm広いです。 スクリーンは湾曲しているのである程度は許容できますが、それでもちょっと厳しいです。
スクリーンのステーは疲労強度の高さが求められるので、結構肉厚な鉄板で出来ています。 自作するのは難しいです。
そこで必要になるのがドナーとなる中古スクリーン。 今回は旭風防のホンダDIO 110用(DO-03)を使います。
必要なのは2穴ステーとスペーサー、ボルトだけです。
それでは作業開始。 まずはステーを組み替えます。
で、完成形。 そんなに違和感ないですね。
ステーが2穴になった分、左右のピッチの広さをカバーしてくれます。 ミラーの取付時も緩み止め必須です。
欲を言えば、スペーサーの長さが10~15mmくらい長いですね。 スクリーンとインパネとのスキマから、雨が吹き込むかもしれませんが、夏場は暑くなくていいかも。
ところで「だったら最初からDO-03をWaveに付ければいいんじゃね?」と思ったアナタは鋭い!
残ったDO-03のスクリーンをWave125iにあてがってみましたが、左右のピッチは問題ないですね。 スペーサーが長いので、インパネとの干渉もありません。
スクリーンが幅、長さとも大きいのでプロテクションは抜群です。 通勤など街乗り中心なら有用だと思います。
ただ大きいゆえに、高速走行や悪路では振動が増えてステーの破壊につながるので、ご注意を。