自分のテントはモンベルのムーンライトⅢ型ですが、購入したのは2001年、初キャンプは2002年4月なのでかれこれ16年間使用しています。
「ムーンライト」テントが発売されたのは1979年らしいので、来年で40周年ですね。 基本構造をほとんど変えずに販売され続けているのは、そのコンセプトの正しさの証明でしょう。
そのムーンライトⅢには
A. 前室無し、出入り口1箇所(初期型)
B. 前室無し、出入り口2箇所(中期型) ← 自分のテント
C. 前室付き、出入り口2箇所(現行モデル)
の3種類があります。
モンベルから発売されているリペアパーツは基本的に現行モデル用です。
ただ「05 ML-3 メインスタッフバッグ」は旧モデルにも使えそうな気がします。 しかし残念ながらグリーン(GN)、アイボリー(IV)ともに在庫なし。 今使ってるのも破れている訳ではないので優先度は高くないのですが。
「05 ML-3 ポールバッグ」はGNは在庫なしですがIVならあるようです。 トランザルプの時代の2002年から2011年に防水ダッフルボストンを導入するまで、ポールバッグはトップケースの上に雨ざらしでくくりつけていたので傷みがあります。
でもこのポールバッグは旧モデルには使えません。 なぜならポールの長さが異なるからです。
現行モデルの「05 A-3 フレームセット」は節の長さが短くなっていて、その分本数が多くなっています。 よってポールバッグもずんぐりとした形になっています。
これはメインスタッフバッグの長さに近づけることで、収納性を向上させる意図なんでしょうね。
旧モデルのポールはもう手に入らないのか?というと、実はまだ販売されています。 「A-5 フレームハーフセット」がそれで、実はムーンライトⅤ型と共通なのです。 Ⅴ型はⅢ型のフレームを2個直交させているのですね。
ということで旧モデルのポールバッグにⅤ型の「05 ML-5 ポールバッグ」を流用することは可能です。 ただ2セット入れるためにちょっと袋が太いのですが...
旧モデルと現行モデルでポールの長さが異なることで影響を受けるのがフライです。
現行モデルの「05 ML-3 フライシート」は前室付きですが、前室部分を支えるポールが短くなっているので、旧モデルに現行モデルのフライを組み合わせることはできません。 ポールも現行モデル用に交換するか、ひさし部分のポールのみ短くカットする必要があります。
自分はオプショナルフライ(前室)を取り付けて使っていますが、雨の日に前室で煮炊きすることもあります。 ひさしが短くなると前室の容積も減るので悩みどころですね。
ちなみにオプショナルフライはもう1個持っています。 オートキャンプ用に買い足したんですが、2回しか使っていません。 オートキャンプ専用に大きいテントを買う予定なので、このまま日の目を見ないかもしれません。
旧型ムーンライトⅢユーザーで、誰か欲しい人がいれば譲ってもいいかな。
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実は「ムーンライト 3 カモフライ」は既に買ってあったりします。
旧モデル用のフライはもう入手できないだろうし、今のフライがダメになったらコレを使う予定です。
フライの寿命が先か、本体の寿命が先かという感じもしますが、実はテント本体(05 ML-3 ホンタイ)も売ってます。 本体を買い換えても、「自分は初めて買ったテントをずっと使っている」って言えるのかな?
新品のムーンライトⅢを買うのとどちらがいいか微妙なところですが、モンベルの良心を感じますね。
最後になりますが、「ムーンライト 3 グラウンドシート」の店頭在庫があったので、注文してしまいました。
キャンプを始めてからずっと、グラウンドシートは厚手(#3000)のブルーシートを使っています。 いま使っているの2代目ももう6年くらい使ってます。
ブルーシートを置き換えるかどうかはまだ決めていませんが、純正のグラウンドシートがどんなものか興味があったんですね。
ちなみにAmazonなんかで汎用のグラウンドシートを売ってますが、テントの下に敷くシートはテント本体より少し小さいサイズでなければなりません。 テントからはみ出すとテントとシートの間に雨水が入ってしまうnので。
ブルーシートなら好きな大きさにカットできますが、汎用のグラウンドシートは縁を補強のために縫ってあったり、四隅にリングが付いていたりするので縮小するのが困難です。
最初からテントの大きさに合ったグラウンドシートを買いましょう。
本日中に届く予定なので、次回のキャンプに持って行ってみようと思います。 どんな具合か楽しみです。