クルマと観光バスの後、最後にバイクが降りてきたがこの1台だけ。
13:20 係員さんの「バイクの方はエンジン掛けて準備して!」の号令で、各車エンジンスタート。
真後ろから見るとスリムな船体だね。 大間航路の津軽海峡フェリーを思い出す。
防水バッグを低重心化したし、サイドスタンドもゴム板で嵩上げしたものの、やっぱりちょっと不安だったので、防水バッグは床に下ろした。
デッキに上がるといきなりたこ焼き屋が。 さっき台湾飯を食べたばかりなので、とりあえずは船内へ。
乗船はバイクが一番先なので、まだ誰もいない。 最前列左端に陣取ってみたが、非常階段などがあって視界はあまりよろしくない。
デジカメからスマホへ写真の転送などしていたら、急に人が増えていっぱいになった。 観光バスの乗客だろうか。
定刻通りに出港。 右手に三保の松原を見ながらなかなかのスピード感。
やっぱり気になるのでたこ焼き(540円)を食べてみる。 静岡のたこ焼きはねぎポン酢で食べるということなのでそれにしてみた。 悪くはないけどパンチに欠ける。 とりあえず一回食えば十分かと。
晴れていれば左舷に富士山を見ながらのクルージングなんだろう。 残念。
70分間は微妙な乗船時間で、少しウトウトしてたらもう伊豆半島が目の前に。
駿河湾フェリーの航路は静岡県道223号線に指定されているらしい。 デッキにも標識があって記念撮影をしている乗客も多い。
富士は通らぬ「県道223(ふじさん)号」 絶景道路は海の上? | 乗りものニュース
――まずこの「223」という語呂合わせ、出来すぎのような気もしますが……。
以前は別に県道223号がありましたが、路線の統廃合によって欠番になっていました。そこで、2013年4月に清水港と土肥港を結ぶフェリーが航行する海上区間を、県道223号としました(編注:欠番になる以前の県道223号は、大井川鐵道の沿線を通る「千頭停車場寸又峡線」)。
じゃあ先代の223号線は通ったことあるな。
それにしても223を「ふじさん」と読ませるのは無理があるんじゃないだろうか? 「ふじさん」なら243じゃないの?
まあそこまで静岡県が力を入れているのなら、簡単に航路休止ということはないのだろうな。 ちょっと安心。
土肥フェリーターミナルが近づいてきた。 ローカル感がいい感じ。
車両甲板に降りて出発準備。 バイクが出るのは一番最後。
この船体は航走中はGPS信号があまり入らないようだ。
大型バイクのグループは松崎方面に向かった。
14:48 フェリーを降りてR136に合流したと思ったら、ものの200mでさざ波キャンプ場に到着。 ここが管理事務所のようだ。
アウン・サン・スー・チー女史に似た管理人さんが出てきて受付手続き。 バイクの駐車代100円含めて利用料は千円。 周囲の温泉やスーパーについて描かれた地図もくれた。
先客は8組くらいか? どこに設営しようかなと考えていたら、管理人さんが一緒にガイドしてくれた。
「繁忙期には、ソロキャンプの方には川を背にして縦長な区画でお願いしています」というので、「じゃあここにします」ということで場所を決定する。 大きさ的には3m×8mくらいでソロには十分な広さ。
自分もそうだが予約なしで飛び込みで来る人が多いのだろう。 フリーサイトで「どこでもご自由に」と設営されてしまうと、無駄に広くスペースを専有する輩が出てしまい、後から来た人を受け入れることができなくなってしまう。
バイク3台のグループからは距離を取れた。 あそこはR136から丸見えで走行音が煩そうだ。
反対側はソロキャンプの男性と、男女2組のオートキャンプ客のテント。 オートキャンプのところはこのあと薪ストーブを設置していたが、そんなに寒い?
向正面にもオートキャンプが2組。 時刻は15:25。 そろそろ温泉と買い出しに行ってくるかな?
炊事場には洗剤とスポンジ、スチールたわし付き。 ゴミも分別して捨てられる。
大きな栗の木があった。 下にはイガがたくさん落ちている。
キャンプ場入り口近くにはトイレが3つ(男性専用、女性専用、男女共用)。
屋形温泉編へ続く