2022年 7月22日(金)

年初の計画では、今年の7月3連休はキャンプに行く予定はなかった。
嫁の休みと被るので、嫁の実家にでも行こうかと考えていたのだ。

だが 8月連休に家族旅行に行くことにしたので、ツーリングには行けなくなった。
よって 7月3連休にはどこかへ行きたいなと思うようになった。

当初は鳥海山から東北の日本海側へ行くことを考えたが、あまり目新しいネタもないのでボツに。
ではと淡路島を含む近畿4泊5日を企画したのだが、6月後半の猛暑に尻込みをしてこれまたペンディングに。

気象庁が「梅雨明けした」と言い張っている天気も問題だ。
2週間天気予報によると、7/22~25で天気が良さそうなのは北陸と東北だけだった。
先述のように東北はネタ切れなので、消去法だが石川県と富山県でキャンプをすることを目的に、北陸へツーリングに行くことにした。

最初は3連休の前に1.5日の有休を付けて、反時計回りに「新潟県→富山県→石川県→長野県」と4泊するプランを作った。
だがその後予報が変わり、7/21(木)、7/22(金)の天気が良くない。
よって金曜日の午後に半休を取って、時計回りに「長野県→石川県→富山県」と 3泊で行く企画に変更した。


前日に荷物をまとめておいて、今日の朝15分早起きしてバイクに荷物を積む。
Y!天気アプリで確認したが、降水確率は40%くらいで曇マーク。
朝食を済ませていつもの出勤より少し早く出発する。 嫁が起きてこなかったが、前回のツーリングもそうだった気がする。
学校が夏休みに入ったせいか、いくぶん交通量が少なく感じる。

毛呂山町の辺りからポツポツしていたのだが、小川町に入る頃には「走る前なら合羽を着る」レベルの雨量になった。
今回は雨天決行の覚悟なので、当然ゴム長靴を含めた雨具の用意をしているが、勤務先まではあと10分くらいで着くのでこのまま走り続ける。
こういう判断のタイミングを奪う降り方は本当に嫌らしい。

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結局、メッシュジャケットの両肩から先は、下に着ているTシャツも含めてびしょびしょになってしまった。
だが Wave110iに付いている長めのシールドのおかげで、胸から下はあまり濡れなかった。 ズボンは少し濡れているがパンツは無事だ。
スニーカーも濡れているが、メッシュシューズなので放っておけば乾くだろう。

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3時間勤務して 10:58に出発する。 合羽もゴム長も身に着けていない。
11:14 R140皆野寄居有料道路に乗る。

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釜伏トンネルを抜けたところで料金所。 原付は40円だ。
この道は昨年末の観音山キャンプの帰りに一部通ったが、あのときは料金所は通らなかった。

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トランザルプに乗っていた頃に、一度だけ皆野寄居有料道路を走ったことがあるが、あまり使う機会がなかった。

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だが今は新皆野橋で荒川を越えて R299に直結されている。 いずれは三峰口の辺りまで延伸されるのだろう。
そうなると甲府へ抜けるときは自宅からよりも職場からの方が早くなるかもしれない。

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左手に R299が荒川を渡って河岸段丘をよじ登るために蛇行しているところが見える。

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こちらは R299めがけて急降下していく。
11:26 R299に合流する。

前を走っていたバイクは、千束峠を下って小鹿野に降りたところで、県道43号線へと逸れていった。
裏道でも走るのかなと思ったのだが、「きのこの里 鈴加園」の辺りでR140に合流するためだったのだろう。

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11:36 ENEOS 小鹿野BP SSにて給油する。 燃料添加剤を持ってきているので投入する。

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小鹿野市街を過ぎて山に入る。 二子山は黒い雲に隠れている。

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だが峠を登り始めると日が差してくるようになった。 ありがたいけどよくわから天気だ。

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12:09 志賀坂トンネルは昨年秋に路面の補修工事を行なったので走りやすくなった。
12:18 R462との重複区間に入る。

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12:32 事前情報の通り、ぶどう峠へ行く左の県道124号線は通行止めのようだ。
直進する十石峠の方には通行止めの標識がない。

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県道45号線(右)との分岐でも通行止めの表示はなし。 ここも直進する。

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久しぶりに走るが相変わらずエグい道だ。
関東だと身近すぎて分からないが、四国のR439なんかより遥かに酷道で、南紀のR425並だと思う。

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R254など代替ルートが近くにあるとはいえ、通常なら 3年も不通とかあり得ないからね。 存在意義が問われるので。

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何箇所か舗装が新しくなっているところがあったが、そこが路盤が流された場所だったのだろう。
昔の人はよくこんなところに道路を通したものだと思う。

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12:53 矢弓沢林道との合流地点。 傾斜は急だが、R299を走ってくるよりも矢弓沢林道の方が早いと思う。

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12:59 十石峠に到着。 トンネルではない峠越えは貴重になりつつあるね。

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見晴台も無事で何より。

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「乙女の滝」の辺りは相変わらず狭い。
ここを初めて走ったのは真夜中だったのだが、今思えば無謀だったと思う。

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13:08 古谷ダムで交互通行待ち。 この後何度も悩まされることになる。

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13:22 R141との重複区間にある 7-11佐久穂町店で休憩。 日差しが強くて輪止めが熱々。
ロースカツ丼も同じくらい熱々だ。 リポDはここで飲んでいく。

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13:44 R141と分かれて R299は右折する。

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中部横断自動車道の橋の下をくぐる。

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やけにトラックが多いのは、八千穂高原I.Cから中部横断道に乗るためだ。 ここから南は未開通だが、北は佐久北I.Cまで無料区間となっている。

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I.Cを過ぎるとクルマはめっきり減る。

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13:51 「認定こども園 ちいろばの杜」の手前で左折してショートカットする。

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14:01 R299に復帰。 ショートカットが早かったかどうかは微妙なところだ。

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Wave125iに比べると、110iでの山登りは辛い。 パワーバンドに入っていればいいのだが、そうでないとからきしトルクが足りない。
幸い今日は交通量が少ないので、後ろを気にする必要はなかった。

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14:13 白駒池 駐車場前を通過。 

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14:14 麦草峠の最高地点(標高 2,127m)を通過。 カタルシスがないのは相変わらずだ。

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本来の麦草峠の位置はこの辺りらしい。 

いずみ湖編へ続く