R191に合流してすぐに島根県との県境を越える。 標高 770mから県道307号線を経由して R488に合流するまで、一気に 500mを駆け下りる。
2021年のときは R488にぶつかって右折したあと県道312号線まで走って行ったが、今回は右折してすぐに県道42号線へ左折する。
08:44 紙祖川と三葛川の合流地点に集落があった。 かなりの山奥なのだが。
「4km 4t以上 通行不能」との標識。 バイクなら通れる訳で安心する。
杉木立が美しいね。
08:53 吉賀町との町界に到着した。 ここが本日最初の目的地だ。
標高は769m。 山葵が自生していそうなくらい綺麗な水だな。
2021年の佐賀ツーリングで離島以外の島根県の自治体はすべて通過するつもりだったのだが、ルート選定ミスで吉賀町のみ通過していなかったのだ(ルート通りに走ったので、ミスコースした訳では無い)。
3年ごしに忘れ物を取りに来ることができてよかった。
吉賀町に入ると上畑トンネルという短いトンネルがあった。
佐賀ツーリングといえば山道で転倒したことを思い出す。 下りの右コーナーは苦手だ。
雨はほとんど上がっているが、路面は濡れているので慎重に走る。
しかし山また山だな。 それを湿った空気が覆っている。
09:16 高尻川沿いまで下りてきて、やっと人里に出てホッとする。
09:25 R187にぶつかって左折する。 中国自動車道 六日町ICへ向かう R187と分かれて県道16号線へ直進する。
水源公園で県道120号線へ逸れ、09:44 山口県に入る。
黄色いガードレールが山口県の証。
09:55 R434から県道59号線へ右折する。
10:04 県道121号線へ入るとヘアピンカーブの連続となる。 我ながらなんでこんな道を走っているのだろうか?
10:09 羅漢山青少年旅行村に突き当たって左の県道119号線へ。
この辺りは羅漢高原というらしい。 羅漢山の北側を抜けるところで、本日最高地点の 962mを記録した。
10:15 生山峠から本日二度目の広島県入り。 R186にぶつかって右折。
10:29 県道30号線へ左折。 あとは道なりに廿日市まで下っていく。
11:01 深江交差点で R2に合流するも既に渋滞。 更地分れ交差点で右折して宮島口フェリーターミナルへ。
あちこちに立っている誘導員に「バイク用の駐輪場はどこですか?」と聞いても要領を得ず、たらい回しにされる。 3人目の誘導員から「R2沿いの宮島駐車場はバイクも停められる」と聞き出す。
11:11 なんとか宮島駐車場にバイクを停めさせてもらうことに成功。 ここからは歩きで。
前回宮島口に来たのは 2015年なのでもう9年前になるのか。 フェリーターミナル付近が大きく変わっていて驚く。
トイレに行きたくなったので、JR宮島口駅へ。 こちらはほとんど変わっていない。
あなごめしが食べたいのだけど、駅の中には飲食店はないのかな。
あとから考えたら、駅弁を買ってフェリーの中で食べればよかったのかも。
フェリーターミナルへはR2を渡る必要があるが、横断歩道はないので地下道を行く。
手ブレで申し訳ない。 地下道は大量の観光客を流せるだけの広さがある。
このままフェリーターミナルまで行けるのかと思ったが、途中で地上に出て歩かなくてはならない。
雨はほとんど降ってないが、誘導ご苦労さん。
広島は広島電鉄の路面電車が走っている。 広電宮島口は宮島線の終着駅だ。
広島市内からだとJR山陽本線で来た方が早いだろうが。
宮島へ渡るフェリーは 2社ある。 こちらは青い看板が目印の宮島松大汽船。
そしてもう一つは赤い看板の JR宮島フェリー。 今回はこちらに乗る。
Suicaなど交通系ICカードを持っているなら、窓口でチケットを買う必要はない。
宮島訪問税は乗船料金に上乗せして徴収される。
ちなみにバイクで宮島に上陸することも可能だが、どのみち厳島神社までは歩きなので置いてきた。
以前は宮島包ヶ浦自然公園でキャンプができたのだが、今年の3/31で閉園となってしまった。 残念だね。
宮島松大汽船の「厳島」。
JR宮島フェリーの「ななうら丸」。
乗船して右舷の室内席を確保する。 半分は外国人観光客なのではないか?
11:28 この時点ではまだデッキに人はいない。
11:30 出港。 牡蠣の養殖筏を横目にフェリーは進む。 自分もデッキに出る。
11:36 大鳥居が見えてきた。
宮島口発のJR宮島フェリーは、大鳥居便といって大回りして大鳥居の前を横切ってくれるのだ。
右舷に陣取っていたのは大鳥居を正面から見るためだ。
個人的には真正面から見るよりもこれくらい斜めから見た方が好きだな。
ななうら丸は大鳥居を離れてフェリーターミナルへ。
そういえば 3/26にななうら丸は座礁したらしいが、大事なくてよかったね。
フェリーターミナルが近づいてきた。 いよいよ宮島上陸である。
後編へ続く