GWの南九州・四国ツーリングの四日目に折れた左ミラーブラケットですが、確認してみました。
スーパーカブと同じく左側はレバーがないので、ミラーはハンドルから伸びたブラケットに直接取り付けられています。
そのブラケットの先端に、M10のネジ穴が開いたピースが溶接されているのですが、それが割れてしまったようです。
本来はこうなっています。 点付け溶接したところに応力集中して、振動による疲労で亀裂が入り、破断に至ったものと思われます。
昨年6月の鳥海山ツーリングで駐車中に転倒させて左ミラーを割っているので、その影響もなしとは言えませんが、おそらくはスクリーンに掛かる風圧とその振動が原因でしょう。
タイでもインドネシアでもマレーシアでも、スクリーンを付けて走っているWaveは見た記憶がありません。 設計の想定外の使い方をしているんでしょうね。
使えるかどうか分かりませんでしたが、ツーリングから戻ってキタコの「ユニバーサルミラーホルダー 10mm 汎用」(562-0501000)を注文してありました。
予想はしていましたが、ハンドルバーからの距離と高さが合いませんね。
それより問題は、ブラケットのすぐ裏側にウインカーやホーンのスイッチがあるので、ミラーホルダーのクランプを入れるスペースがないことです。
破断したピースを溶接し直すのが可能ならそれが一番だと思いますが、普通に考えればハンドルバー自体を交換するべきなんでしょう。
とはいえ入荷するまでこのままというのも不便です。 何とかならないかな?
そこでユニバーサルミラーホルダーを改造してみます。 金ノコでぶった切ってみました。
ハンドルのブラケット先端もかっ飛ばします。
逆U字型になっているブラケットの内側にミラーホルダーを差し込んで、ねじを締め込むとある程度しっくりと固定できました。
穴位置が若干ずれてしまいましたが、この程度なら支障はありません。
右側だけでも風圧には耐えていたので、通勤に使用する程度なら一週間くらいは保つかな?
ダメならスクリーンを外して右ミラーだけにすればいいんですが。
ハンドルバーは明日にでも発注してきます。
この後、チェーンのメンテナンスを行いましたが、キャンプ道具を積んで2,600km以上走っても、ほとんど伸びていません。
ツーリング前に450kmくらいは通勤で走っているのですが、初期伸びもほとんどありませんでした。 これなら給脂さえちゃんとやってあげれば、2万kmくらいは保ってくれるかもしれませんね。