先月はかなり大きな変動がありました。
まず使用電力量は369.4kWhでした。 10月(350.2kWh)より少し増えていますね。
グラフも緩やかな上昇傾向にあります。
11/8(木)の落ち込みはブレーカー交換工事による停電で、半日分のデータが飛んだことによるものです。
購入電力量はなんと219.4kWhでした。 過去最低記録です。
平均しても1日あたり8kWhに届かないレベルです。
その分、ガスの消費量は激増しました。 初の大台超え(104.0m3)です。
これは暖房(温水ファンヒーター)使用により、エンジンが回っている時間が長くなったためです。
ガス会社の検針によると、11月分は80m3でした(15,791円)。 前年同月は23m3(5,289円)でした。 前年比348%(10,502円増)ですね。
今は朝2時間、夜7時間の合計9時間くらい発電しています。 0.33m3/kWhと考えると、1日あたりのガス消費量は3.0m3になります。 30日ならこれだけで90m3です。
さらに実際には補助熱源機が作動したりしますから、110m3くらいになっても不思議ではありません。
1日だけ飛び抜けて多い日(11/17土)がありますが、休みの日に一日エンジンを掛けていたらどうなるかやってみたことによるものです。
油断していたら夕方に貯湯槽が一杯になってしまい、夕食の準備時に発電出来なかったという失敗に終わりました。
発電量も150.0kWhと過去最高になりました。
しかし本来なら104*0.8/0.33=252kWh程度の発電ポテンシャルはあったハズです。 それと比較すれば、有効発電率は59.5%しかありません。
グラフを見ても分かるように、11/17(土)の発電量はそれほど多くありません。 日中の電力使用量が少ないので、発電量を十分に消費できないんですね。
発電能力(3kWh/m3)に対する発電率は47.6%でした。
エコウィルの学習機能はかなりボンクラなので、ユーザーが学習する必要があります。
暖房は温水ファンヒーターにエアコン暖房を併用するようにしています。
上と下からで部屋がすぐに暖かくなりますし、エアコンが定常運転に入ってしまえば、消費電力はエコウィルの発電能力内に収まるので、余分な電気代は掛かりません。
それで使用電力量が増加傾向にあるわけです。
温水ファンヒーターからの放熱も減るので、わずかですが貯湯槽にお湯が貯まりやすくなる効果もあります。
東京電力の検針結果も、エコウィルの購入電力量とほぼ同じ220kWh(5,876円)でした。 ついに第三段階(300kWh超)に掛かる分がなくなりました。
冷蔵庫やエアコン、電気ポットの買い換えやLED照明の導入もありますが、季節的な要因としては浴室暖房の変更(電気式→ガス温水式)やホットカーペット(ほとんどスイッチ入れてない)も大きいと思います。
契約アンペアも40Aになったので、基本料金が下がっています(日割)。
ちなみに前年同月は570kWh(13,891円)でしたから、なんと61%も減少しています。 使用電力量で比較しても、前年比35%ダウンです。
料金では8,015円のダウンですが、ガス代は10,502円アップしていますので、差し引きすると2,487円の赤字になりますね。
この地域のガス料金は他と比べて3割も高いうえに、エコウィル用の料金プランもないのでこうなります。 東京ガスとか大阪ガスなら、この時点で黒字になるでしょう。
でも今年は電気料金が値上げになっています。 前年と同じ570kWh使っていたとしたら、電気代は16,023円程度(色々な加減算があるので)になっていたところです(50Aの場合)。 そうすると10,147円ダウンということになりますから、赤字は355円に縮小します。
さらに暖房のための灯油(1,680円/18L)を週に1缶使っていましたから、4週間分として6,720円になります。
それらもひっくるめると、トータルでは黒字になると思います。
何より部屋の空気が汚れないし、窓の結露が激減しました。 これには本当にびっくりしました。
寒いなか灯油を買いに行ったり、テラスでファンヒーターのタンクに注いだりする必要もないので、満足度はかなり高いです。
6月にエコウィルを導入して半年経った訳ですが、1月から11月の購入電力量の積算は4,672kWhです。
12月が11月と同じ220kWhとなったとしても4,900kWhに留まります。 昨年が6,672kWhなので、1,700kWhも削減したことになります。
さらに、この6ヶ月間の購入電力量は2,010kWh。 これから発電量が増えて、購入電力量が低水準で推移することを考えると、1年間で3,500kWh程度まで下がっても不思議ではありませんね。
11/28(水)に東京電力の需給率が97%を突破というニュースがありましたが、冬も電力需要は高まります。
夏と違って太陽光発電も弱まりますし、雪は降っても水力発電も多くは取れません。 暖房により広い時間帯に渡って消費が増えるので、対処が難しいのでしょうね。
そういう意味では、我が家も少しは貢献できているのかもしれません。