千倉キャンプで破断したスクリーンの左ブラケット。
125iのスクリーンは、元々は110iで使っていたものを移植したのでした。
最初は以前に割れた奴がまた割れたのかと思ったのですが、そのあと割れたブラケットを溶接して左右を入れ替えていました。 よってこのブラケットが割れたのは今回が初めてです。
よく見ると、ハンドルバーに固定しているボルトの穴ではなく、ミラーの穴から割れていますね。 ブラケットの真下に RAMマウントの U字クランプがあるので、ハンドルバー側の穴の周囲は押さえられているのでしょう。
U字クランプの端が Rを描いているのですが、その Rが始まるところ(U字ボルトの中心線)と破断線が一致しています。
110iで割れたときは、GPS(eTrex)のホルダがこのブラケットの先にあったので、そのストレスがモロに掛かっていました。
その後、RAMマウント化でGPSの重さはブラケットに掛からなくなりました。
その時点ではまだステンレスのステーは残していましたが、昨年の2月に取り外していました。 それまでに蓄積した応力疲労があった可能性もありますが、どちらかというとスクリーンとミラーの振動で割れたように思います。
いろいろと対策は考えられますが、ミラーの小さな座面からブラケットに応力集中するのを防ぎたいと考えました。
ホームセンターでミラーの根本に噛ませるワッシャーを購入しました。
次に2穴タイプのブラケットを持つ中古のスクリーンを落札しました。 使用するのはブラケットだけです。
割れたブラケットを素人溶接してみました(右端)が、アンダーカットが残ってしまいました。 もうちょっと肉盛りを頑張れば使えるレベルになるかもしれませんが、代替のブラケットが入手できたので予備に回します。
その代替ブラケット(左側2個)ですが、ミラーのねじ径が8mmだったので穴を広げる必要がありますね。
その前に110iのエンジンオイルとRRブレーキシューを交換します。
110iの走行距離はもうすぐ6万kmですが、ブレーキシューは0.5mmくらいしか減ってません。 友人Hならまず交換しないでしょう。
本当は昨春に110iを復活させたときに交換するつもりだったのですが、忘れていたんですよね。
前回エンジンオイルを換えたのはいつだったかなと調べたら、なんと昨年の7月でした。 その後は能登半島ツーリングと草津キャンプぐらいしか出動してなかったとはいえ、ちょっとサボりすぎです。
ドライブチェーンはほとんど汚れていませんでしたが、軽くクリーナー吹いて油くれときました。
125iの方もオイル交換とともに、FRブレーキのフィーリングが悪くなっていたので、ブレーキパッドを交換します。
125iの走行距離も1万kmを超えました。 パッドが削れたのは1mmくらいでまだ溝はあります。
友人Hならおそらくパッドの面取りして再利用したでしょうが、先日タイから売るほどたくさん輸入したので交換します。 1個700円くらいだし、部品を寝かせてても意味ないですからね。
さて、ようやく本題のスクリーンブラケットの補強ですが、まずは110iの方からやってみます。
あれ!? 既にミラーの根本に小さなワッシャーが入ってますね。
反対側(左側)もワッシャーがあります。 110iに取り付けているスクリーンは旭風防のSPC-13に、やはりオークションで買った中古スクリーンのブラケットを組み合わせています。
それにしてもずいぶん直径の小さいワッシャーですね。 このワッシャーはブラケットの部品取り用に買ったスクリーンを分解したときに出たものです。
右側はスマホ用のRAMマウントのステーが邪魔で大きなワッシャーが入りません。 右側は110iでも折れたことはないので、こちらは今まで通り小さいワッシャーでいいでしょう。
左側は用意した大きなワッシャーでも入りました。 こちらの強化が主目的なので満足です。
125i用に穴を広げた代替ブラケットは、ラッカー黒を吹いておきました。 もう乾いたかな?
ヘッドライトカバーのクリップ(90666-SDA-A01)も届いています。 自分はモノタロウで10個ほどまとめ買いしました。
ちなみにMEGAPARTS.comでも$2.16とあまり安くありません。
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125iの方も同様に、ミラーの根本に右側は小ワッシャー、左側は大ワッシャーを入れて完了です。 これで持ってくれるといいですね。
少し走ってみましたが、左ミラーの振動が減って後方確認がし易くなりました。 逆に言うと、走行中に見えづらいほど振動しているようなら、ブラケットの破断が起こりうるということですね。
ちなみに左が2012年に割れた奴で、職場の先輩に溶接してもらいました。 自分で溶接した方(右)と比べると全然違いますね。 斜めに割れている方向は似ています。