スタンレー R207と 20W/40W LEDバルブのテスト

Wave125iは現在左目(10W/15W LED)と右目(25W/25W MB116)の組み合わせになっていますが、右目の選択肢としてスタンレー R207(30W/30W)がやってきました。

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R107(30W/30W)との違いは、R107が 3,100Kに対して R207は 4,000Kと色温度が高くなっています。

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テスト3回めのトップバッターは PIAA MB116(25W/25W)の再テストから。 色温度 4,100Kだから少し白っぽいですね。

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2回目のテストの写真が比較するにはイマイチだったので、MANNXUの 10W/15W LEDバルブ(右)との Lo対決(MANNXUの写真は 1回目のテストから流用)。
こうやって比較すると、明るさも照射範囲も MANNXUが勝ってますね。

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続いてスタンレー R107(30W/30W)。 テストするのは 3回目。 色温度 3,100Kなので暖色系。

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R107(左)とMB116(右)の Lo対決。
R107の方が明るいとは思いますが、逆にいうと 25Wで 30Wに匹敵する明るさを持つ MB116は優秀です。 そのぶん5倍くらい高価ですが。

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今回のテストの主役、スタンレー R207(30W/30W)。 色温度を高くしたぶん、R107より若干暗く感じる?

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R207(左)とMB116(右)の Lo対決。 色温度は 4,100Kと 4,000Kとほぼ同じ。 
R207の方が明るいエリアが広いように思いますが、消費電力が 5Wも違うほどの明るさの差はない?

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R207(左)とR107(右)の Lo対決。 どちらも 30Wなので当然ながらほぼ互角。
想像ですが、電球自体は R107も R207も同じもので、R207は色温度を高くするために(色温度が低い波長をカットするための)ブルーのコーティングがされているだけではないかと思います。

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R207(左)とMANNXUの 10W/15W LEDバルブ(右)との Lo対決。
色温度が近いのでムラにはならないだろうが、組み合わせると同化して R207が空気になってしまいそう。 いいことだと思うけれど。

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最後に 20W/40W LEDバルブ。 さすがに明るさLo 2,200lm、Hi 4,400lmは伊達ではありません。

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30Wどころか 35W/36.5Wの B2クリアー(右)も寄せ付けない明るさです(Lo同士の比較。B2クリアーの写真は 1回目のテストの流用)。

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外部コントローラーなし PH7 LEDバルブではベストと思われる MANNXU 10W/15W LED(右)との Lo対決。 倍明るいと言われても納得です。 2面発光のため、配光も広範囲です。
ちなみに 20W/40W LEDバルブには後部に冷却ファンが付いていますが、走行中はもとより停車中でもエンジンが掛かっていれば気にならないと思います。

ただ 2灯の Wave125iに 20W/40Wはオーバーキルのような気がします。 やっぱり外部コントローラーなしで Lo 15W / Hi 20Wくらいの LEDバルブがあればベストだと思います。
かといって 1灯の Wave110iに使うにはまだ耐久性を信用できません。 110iには B2クリアーかな?