今年の8月連休は、嫁を連れて北海道へ行きたいと考えていた。 もちろんバイクではない。
日程(5日程度)を考えると飛行機か新幹線で移動し、向こうでレンタカーを借りるつもりだった。
だが嫁の反応は芳しくなく、むしろ Plan-Bとして提案した四国の方がいいと言うので、3泊4日くらいで高松・高知・松山を周遊することにした。
自家用車で行くこともできるが疲れそうなので、こちらも高松空港に降りてレンタカーを借りる。
四国だけでなく、しまなみ海道や瀬戸大橋を通って広島・岡山へ行っても面白い。
実は今年の GWのツーリングは、そのロケハンも兼ねていた。
ところが 8月の終わりに嫁が社員旅行でシンガポールに行くことになってしまった。
ツアーなので費用は会社負担だが、自由行動やお土産などの資金も必要だ。
よって家族旅行は 7月の熱海 1泊2日(ただし温泉旅館のグレードは上げて)に変更することになった。
ここでポッカリと空いてしまったのが 8月連休だ。
当初は嫁と休みが被る(四国旅行に行くはずだった)期間を除いて、昨年同様 4泊5日の東北ツーリングに行くつもりだった。
だがまだ昨年の記憶も新しくネタがあまりない。 宿題になった津軽岩木スカイラインとか、むつ湾フェリーなどもあるが、モチベーションを掻き立てるには少々弱い。
先日の「神川おためしキャンプ」で友人Hと飲みながら、「今年は北海道に行かないの?」という話になった。
思えば昨年は大間崎テントサイトでキャンプをして、大間からフェリーに乗船していくバイクを見送った。
あのときも北海道へ渡ろうと思えば渡れたと思う(フェリーに空きはありそうだった)。
大間港まで行って北海道へ渡らなかったのは 2回目だったが、普通の人は渡るつもりがなかったら大間まで行かないだろう。
とはいえただ渡道して、函館朝市で海鮮丼を食べてくるだけでは意味がない。 そもそも昨年は東北でやるべきことがあったのだ。
まだ北海道に行ったことがない嫁に遠慮していたというのも多少はある。
で、今年はというと東北はネタ涸れだし、嫁には北海道へのこだわりがないこともわかった。
そう考えると 5年ぶり 4回目の北海道ツーリングに行くというのはすごくいいアイデアのような気がしてきた!
ならばと津軽海峡フェリーの予約状況を確認してみると、往復ともに希望日時の便で予約が取れた。
往路は大間(07:00発)ー函館(08:30着)航路の 5便、復路は函館(09:30発)ー青森(13:10着)航路の 10便だ。 既に支払いも済ませた。
帰りを室蘭(20:50発)ー青森(03:50着)航路にして富良野辺りまで行くという手もあったが、海岸線と未踏自治体の消化を優先して今回も函館発着とした。
大洗発や仙台発のフェリーは早々に埋まるが、青森まで自走する必要がある津軽海峡フェリーは6月中ならまだ予約を取りやすいようだ。
当初は北海道滞在 1日半で函館周辺のみを廻るつもりだったが、せっかくなので 3日間確保して積丹半島まで行くことにした。
7泊8日の結構なロングツーリングになってしまった。
初日は午後休・会社発で昨年同様にあだたら高原野営場(利用申し込み済、2年連続 3回目)。
2日目は頑張って R4を北上し大間崎テントサイト(予約不要、2年連続 2回目)まで一気に走る。
3日目の早朝に渡道して森町でいかめしを食って、ニセコ周辺の未踏自治体を通過して余市のキャンプ場 PAL・YOICHI(予約済み、初利用)に泊まる。
4日目は小樽観光のあと積丹半島をぐるりと回って、寿都浜中野営場(予約不要、初利用)でキャンプ。
5日目は残りの海岸線と厚沢部町を通って早めに上磯ダム公園(予約不要、5年ぶり 3回目)へ。
6日目は函館朝市のあとフェリーに乗船。 青森港に着いたら津軽岩木スカイラインに登ったあと嶽きみを買って酸ヶ湯キャンプ場(予約済み、4年ぶり 5回目)へ。
7日目は東北中央自動車道を南下してウッドエッグ アウトドアパーク(達居森と湖畔自然公園キャンプ場)(利用申し込み済、14年ぶり 2回目)でキャンプ。 8日目に帰宅する。
小樽以南の未踏自治体はすべて廻るつもりだし、2020年の北海道ツーリングで走りきれなかった海岸線の残りも刈り取ることができるだろう。
ゆできび食べられたらいいな。
まだ同じ年に九州と北海道の両方をツーリングしたことはない。
今年は GWに九州と四国を走っているので、夏に北海道を走ったら「王手飛車取り」を達成できることになる。
問題は台風だな。 昨年の8月連休も台風で欠航したりしていたし。
情報収集を怠らないようにしたい。