Wave110iのメインスタンド交換

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今週末は寒いですね! この最低気温だとキャンプに行くのは躊躇したと思います。 先週「締めのキャンプ」に行っておいてよかったです。
予告どおり、今日はWave110iのメインスタンドを交換しました。

メインスタンドを取り外すには、フレームとRRブレーキペダルを貫通するシャフトを抜かなければなりません。

車体左側の割りピンを外して、当て木をしてハンマーで打ち出すのですが、RRブレーキペダルがシャフトと一緒に押し出されて邪魔をします。
CRC 5-56を吹いて、左側でシャフトを叩いては右側でペダルを叩いて戻す、という作業を繰り返して、なんとか抜くことができました。

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10Mと11Mのメインスタンドの比較。 11Mの方が15mmくらい足が長いですね。

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新しいメインスタンドにストッパーゴム(50524-397-000)を取り付けます。 メインスタンドの裏表を間違えないように(間違えました)。

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フックとスプリングの比較。 フックだけでなく、スプリングも30mmくらい長いですね...

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ここでふと疑念が過ぎりました。
メインスタンドを跳ね上げると、フックはこんな感じになるのですが、サイレンサーのキャタライザーとの距離が近いんですよね。

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これが新しいフックだと、スタンドを跳ね上げたときにキャタライザーに干渉しそうです。

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10Mのフックと新しいフックを重ねてみると、スプリングの取り付け穴の位置が30mmくらい違います。

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新旧メインスタンドのスプリングを引っ掛ける位置を比較すると、こっちも約30mmの差です。 スプリングもフックも両方30mm長くなったら、いくらなんでも長すぎます。
だったらフックは10Mのままで、新しいスプリングを組み合わせたらよくないですか?

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グリスをたっぷり塗って、11Mのメインスタンドにシャフトを打ち込みました。 スタンド自体の取り付けは大丈夫そうですが、まだ割りピンを挿すのは早いです。
続いて10Mのフックに11Mのスプリングを組み合わせて、メインスタンドに引っ掛けます。

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フックがキャタライザーに干渉することもなく、スプリングの伸縮も過不足なく、メインスタンドは跳ね上げることができました。

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キャタライザーとの干渉は大丈夫そうですね。

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あらためてパーツカタログを見返すと、確かに50523-KWB-920のフック(#3)は14M以降ですね。 14M以降はメインスタンド(#1)の型番が50500-K03-H30に変わっています。
50500-KWW-640のメインスタンド(11~13M)に適応するフックは09, 10Mと共通の50523-KWB-600です。
スプリング(#9)は11~13Mで95014-71502に変わり、14Mで09, 10Mと同じ95014-71102に戻っています。
ようするに、11Mとしては今回の自分の組み合わせは間違っていないようです。

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09, 10Mのサイレンサーはこんな形をしています。

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11~13Mもマフラーカバー(#4)が付きますが、基本的には同じです。

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14M以降になると、キャタライザーがサイレンサー本体に内蔵されてスッキリします。 これなら14M用のフックでも干渉しないのでしょうね。

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チェーンケースやエキパイとの干渉も問題なしです。

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割りピンを入れる前に、メインスタンドで立ててみます。 スタンドが長くなったことでもっと力が必要になるかと危惧していましたが、それほど違いは感じられませんでした。

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80/90-17のタイヤで、ノーマルより5mm長いショックユニットを装着して20mmくらいRRタイヤが浮きました。 これなら90/90-17のTT900GPでも大丈夫そうですね。

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メインスタンドのシャフト(50512-KWW-620)と割りピン(94201-30300)は使いまわしましたが、新調した方がよかったですね。
次の機会があるか分かりませんが、そのときは交換しようと思います。