昨日、19:10に無事帰宅しました。
今回の走行軌跡です。
事前にいろいろと検討してきましたが、結果的にはかなり計画とズレています。
最終の計画と対比させるとこうなります。
日程 | 日付 | 計画 | 実行 |
---|---|---|---|
1日目 | 5/18(土) | 青葉山ろく公園(京都府) | マキノ高原キャンプ場(滋賀県) |
2日目 | 5/19(日) | 松江ふるさと森林公園(島根県) | 同左 |
3日目 | 5/20(月) | 桜井海浜ふれあい広場(愛媛県) | 宮若市いこいの里千石(福岡県) |
4日目 | 5/21(火) | 志高湖キャンプ場(大分県) | 鍋の平キャンプ場(熊本県) |
5日目 | 5/22(水) | 鍋の平キャンプ場(熊本県) | 志高湖キャンプ場(大分県) |
6日目 | 5/23(木) | 宮若市いこいの里千石(福岡県) | 姫鶴平キャンプ場(愛媛県) |
7日目 | 5/24(金) | 船中泊(門司~大阪南港) | 笠置キャンプ場(京都府) |
8日目 | 5/25(土) | 帰宅 | 帰宅 |
初日については「舞鶴まで行けたらいいな」という希望だったが、予定通りに5時に出発したものの忘れ物があって会社のロッカーまで取りに行ったことで50分のロス。 しかしそれが無くても青葉山ろく公園の受付終了時間までにはたどり着けなかったと思う。
2日目は初日の遅れをなんとかカバーできたものの、キャンプ場にたどり着くだけで精一杯で、立ち寄りたいと思っていたところには寄れず。
3日目は南に行くと雨が酷そうだったので、予定を変更して日本海沿いを西へ。 午後から豪雨に遭遇するも、なんとか九州へ3オン成功。 だが予定していたキャンプ場は、7月からオープンでまだ営業していなかった。
この時点で、愛媛県でキャンプするためには帰りはフェリーではなく自走になることが決定。
ここまではインド出張でひいた風邪もまだ治りきっておらず、ハードモードだった。
4日目は晴れ予報に変わったので、阿蘇へ直行。 このあとはずっと晴れ続きだった。
5日目は昼過ぎまで阿蘇を周遊し、別府の志高湖へ。 走行距離を短くして疲れを癒やす。
6日目は愛媛県の瀬戸内海側でキャンプの予定だったが、フェリーの中で気が変わり四国カルストの姫鶴平へ。
7日目は南海フェリーに乗って和歌山へ渡り、京都府の笠置キャンプ場へ。 初日の伏線をここで回収。
8日目は鳥羽から伊勢湾フェリーで伊良湖岬に渡って帰宅。
終わってみれば、兵庫県が滋賀県に替わったくらいでキャンプしたかった府県はほぼ消化できて、「あるべきところに収まった」というツーリングでした。
雨に降られたのは3日目の午後だけ(設営時はあがっていた)だったので、運が良かったと思います。
経県値で表すと、161点になりました。 熊本県がフルマーク(5回)に到達。 残るキャンプ1回県は佐賀県のみです。
それではいつものように反省会を。 まずは良かった点から
○ 無事故、無検挙
本当にコレ大事。 昨年10月から1日に100km程度しか走ってなかったので、400km以上も走れるか不安だったが、300kmを超えてから調子が出てきた。
○ 事前計画のパターンの多さと計画変更の判断
昨年のGWで雨を回避するための選択肢を用意していなかったので、今回はいろんなパターンを事前に検討していた。
それらと最新の天候情報から、その場その場でベストな判断をすることができたと思う。
○ ロングツーリングのゴミ問題と洗濯問題
無料のキャンプ場は「ゴミ持ち帰り」というところが多いが、フェリー乗船との合わせ技で対応できた。
着替えは4日分のみとし、折り返し点の阿蘇のコインランドリーで洗濯して対応した。
○ 新しい荷積み方法の完成
GIVIの防水バッグとクーラーバッグ、ゴミ収納袋の搭載方法が確立できた。 クーラーバッグに荷物が入っていても、山道でズレたりしない安定感がある。
○ フェリーでのサイドスタンド問題は解消
11M Wave110iのサイドスタンド+ゴムパッドで、フェリー利用時に荷物を降ろさずとも安定してサイドスタンドが使えるようになりました。
○ 新グッズはそれぞれ役立った
最も活躍したのはラフロのインナージャケットだった。
ライディングジャケットから分離して、単体でTシャツの上に羽織ると、朝晩の少し肌寒い状況でちょうどいい。 今回のツーリングのMVG(Most Value Goods)に認定したい。
エバニューのウォーターキャリー2Lはポリタンクに比べて注ぎづらいが、積載時に嵩張らないのでロングツーリングには非常に助かった。 容量的には2Lで十分。
荷物を減らすために、今回はゴム長靴を持って行かなかった。 雨が降った際には、1年前に新調してからずっと使う機会がなかった合羽とブーツカバーを使った。
ラフロのブーツカバーは相変わらず歩き辛らくてすぐにつま先に穴が開くが、新品のうちは豪雨の中でも雨よけ効果は十分にあった。 使い捨てだと考えて、一回使ったら通勤用に回して、ツーリング用には新しいのを買おう。
○ Wave125iのバッテリーは何とか保ってくれた
新品の鉛バッテリー持参で臨んだツーリングだったが、多少セルが重くなることはあったものの、最後までバッテリー交換の必要性はなかった。 どうやら本当にバッテリーが復活してきたようだ。
すごいぞ「スーパーナット」、Wave110i用にも購入しよう。
○ 前後ニュータイヤのWave125iは操縦性に不満なし
Wave110iに比べて不満があったWave125iのハンドリングだが、山道でも非常に安心感をもったまま狙ったラインで走れた。 やっぱり新品タイヤはいい。
次に悪かった点。
☓ 忘れ物が多かった
デジカメを出張で使ったまま、会社のロッカーに忘れるという大失態。 しかもそれに気づいたのが出発直前。
無ければないで別に困らなかったのだけど、またスロットルアシストを付けていくのを忘れてしまった。
ツーリング中の忘れ物としては、シャンプー&リンスセットを阿蘇の温泉に忘れてきてしまった。
☓ カセットボンベ多すぎ問題
使用中のが切れそうだったので、1本新しいのを持っていったら、既に新品が1本入っていたので、合計3本になってしまった。
☓ USB充電器は持っていくべき
ダイソーの300円の奴でもいいので、AC100VからのUSB充電器を1つ持っていると、フェリーの中でも充電できる。
帰宅してからコレを購入。
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☓ なぜか太ってしまう防水バッグ
初日から荷物の量は変わっていないハズなのに、だんだんと太くなってくるGIVIの防水バッグ。
バッグの中身の詰め方に検討の余地がある。
☓ 新しい合羽は事前に試着しておく
雨の中で慌てて着込んだので、ウエストバッグの辺りからズボンの中に浸水。 パンツがびしょびしょに。
ちゃんとフィッティングを確認しておくべきだった。
☓ eTrexのトラックログが3日目以降はmicroSDに記録されておらず
帰宅してから気が付いた。 慌ててeTrexのメモリに残っている分をUSB通信でダウンロードして、7日目の徳島港以降のログは回収。
消えてしまった3日目~7日目前半はGoogle Mapsのタイムラインから復元。
以前にもこの事象はあったのだが、そろそろ本体の(あるいはmicroSDの)寿命なのか?
次回のツーリングからは2年前から準備してあった eTrex Vista HCxに交代させるつもり。
☓ ミラーがしょっちゅうズレる
振動でミラーが動くので、頻繁に位置を戻す必要があった。 これは早急に対策が必要。
☓ 塩が固まってた
ずっとミル挽きの岩塩(左端)を使っていたのだけど、底の方で固まってて出てこず。 小瓶の岩塩(右端)に置き換えることにする。
同じくミル挽きのブラックペッパー(左から2番め)は、使用中の小瓶(右から2番め)がなかなか使い終わらないので、未使用のまま調味料入れのポーチに入っていた。 小瓶のブラックペッパーも風味に不満はないし、ミル挽きに拘る必要はないな。
岩塩とブラックペッパーが小瓶になってスペースに余裕ができたので、調味料にラー油(真ん中)を追加した。
☓ 四国の山奥で通行止めに遭遇
6日目の姫鶴平へのキャンプは事前検討にも含まれていなかったので仕方ないのだが、徳島港へ移動するためにR439に下りたところで通行止めの看板に出くわした。
奇しくもそこは、昨年の小豆島・四国ツーリングでR439本道を確認するために一時停車した分岐ポイントだった。
どの辺りで通行止めになっているのか、代替ルートはどこか確認したくても、スマホが圏外でGoogleMapsが役に立たない。 R33まで抜けられそうだったので林道で山越えを試みたが、落石も多くてなかなか過酷だった。
無事にR33に出られてフェリーの時間にも間に合ったので、結果的にはOKだったが山道に入る際には電波状況が良い場所で通行止め情報の確認をするべきだった。
四国地方整備局の交通規制情報のページを確認すると、5/20(月)から落石で通行止めになっているそうなので、3日目に自分も下関で遭遇した大雨によるものだろう。
自宅を出発した後に発生した通行止めだが、事前検討で安心することなく最新の情報でアップデートする必要がある。
あとで思い出したら追記します。