ベスト&ワーストツーリング

先日のツーリングについて「会心のツーリング」と書いたとき、ふと「今までで最高だったツーリング、あるいは最低だったツーリングって何だろう?」と思ったので、書き出してみます。

まずワースト5から。

W1. 四国ツーリング(2011年)
W2. 舞鶴ツーリング(2013年)
W3. 鳥海山ツーリング(2011年)
W4. 函館ツーリング(2017年)
W5. 草津高原キャンプ(2015年)

ワースト1になった四国ツーリングは、もう寒い時期(9月末)なのに貧弱装備で真夜中の木曽路走行、徹夜でも時間通りに着けない無謀なルート設定で友人Hとの待ち合わせ時間に大幅に遅れる、キャンプ場の事前調査が不十分で夜中に香川を彷徨う(高知では風呂に入れず、奈良でもキャンプ場ではない?ところで野営)、目的地だった別子銅山は大雨で見学を断念、など、悪いところが全部出たようなツーリングだった。

2位の舞鶴ツーリングは、四国ツーリングの反動で睡魔を我慢して危険なふらふら運転、キャンプ場などは友人H任せで下調べをしていない。 帰りに友人Hと険悪な雰囲気に。

3位の鳥海山ツーリングはR112旧道の六十里越が通行止めで気絶。 帰路も考えなしに小千谷まで下って、結局夜中に三国峠を越えて帰宅。
4位の函館ツーリングも3泊4日で函館まで自走するという無謀なツーリング。
5位の草津高原キャンプは、異音がしているWave110iで群馬の山中へ行きエンジンブロー。

2011年当時はスマホの活用も進んでいなかった(最初のスマホは四国ツーリングの直前に購入でまだ使いこなせていなかった)ので、出発してしまうと情弱になってしまうのはある程度仕方がなかったと思う。
キャンプ場や経路の事前検討も、現在のような精度では出来なかったとはいえ、考えの甘さが出てしまったというところ。

あと同行者が居て意見が割れたときに、相手の意見に同意したならそれが外れたとしても連帯責任。 「ボク言いましたよね?」と後から蒸し返さない。 それが嫌なら自分の意見を通して、結果責任を背負うことだ。
まあこれらのイタい経験も、自分を成長させてくれる糧と考えれば、無駄ではなかったのだろう。


次にベスト10です。

B1. 北海道ツーリング(2011年)
B2. 温見・冠山ツーリング(2021年)
B3. 御嶽山ツーリング(2011年)
B4. 新潟ツーリング(2014年)
B5. 長野・岐阜ツーリング(2020年)

1位の第一次北海道ツーリングは、ぜんぜん計画的ではない出たとこ勝負のツーリング。 失敗もたくさんあったが決して黒歴史ではなく、初めての北海道体験ということも相まって長く心に残るものになった。
2位は先日の温見・冠山ツーリング。 狙いどおりにR157温見峠とR417(正確には林道冠山線)冠山峠通ることができた。

3位の御嶽山ツーリングは、御嶽山でのキャンプからR360天生峠越えまで1泊でやれたのは上出来だった。
4位の新潟ツーリングは、天気の悪い関東を抜け出して、新潟の能生でカニを食った。 短いけれど充実したツーリングだった。
5位の長野・岐阜ツーリングでは楢峠を通った。 これには偶然性に助けられた部分もあったが、やるべきことをやったからこそチャンスを活かせたのだと思う。

B6. 阿蘇ツーリング(2019年)
B7. 北海道ツーリング(2020年)
B8. 佐賀ツーリング(2021年)
B9. 毛無峠ツーリング(2018年)
B10. 東北リベンジツーリング(2012年)

6位の阿蘇ツーリングは晴天のタイミングで阿蘇に着くように、出発後も行程を調整しながらのツーリング。 四国に渡るフェリーの中で姫鶴平での野営を決定したのもナイス判断だった。
7位の第二次北海道ツーリングはしっかり計画を立てて遂行するという、1位とは真逆のツーリング。 第一次へのオマージュみたいなところもあり。
8位の佐賀ツーリングは新型コロナで利用できないキャンプ場も多いなか、イレギュラーな状況にも対応しつつ予定のほとんどを刈り取ることができた。

9位の毛無峠ツーリングは事前に十分にキャンプ場の下調べをおこなったのだが、にも関わらず予定していたところに泊まれなかった。 追い込まれた状況でもリカバリーできたのは良かったと思う。
10位の東北リベンジツーリングは息子と北海道ツーリングに行った友人Hと同時進行。 天気がイマイチのなか大間崎と竜飛岬を制したものの、きみまち阪の惨劇に遭遇した。

まあ1位以外の順位はあまり関係ない感じかな。
事前計画どおりに走れればOKかというと、必ずしもそういう訳でもない。 臨機応変に対応するのも大事なことだ。
ただ事前準備で防げたミスは反省するべきだろう。