「アシモ」走った・ホンダの二足歩行ロボが進化

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年末恒例のASIMOの技術発表です。

NIKKEI NET:「アシモ」走った・ホンダの二足歩行ロボが進化

ホンダは15日、進化した二足歩行型ロボット「ASIMO(アシモ)」を発表した。上半身の曲げやひねりを積極的に用いてバランスを取る新たな姿勢制御技術などを採用、時速3キロメートルで「走る」ことを可能にした。通常の歩行速度も従来の時速1.6キロメートルから同2.5キロメートルにスピードアップする。「走る」ロボットは世界初としている。

あれ? 「走るロボット」は、SONYのQRIOが世界初じゃなかったっけ?

ホンダのプレスリリースでは「世界初」とは言ってませんから、日経の勘違いでしょう。

Sony Japan|プレスリリース| 世界初・走るヒューマノイドロボット ~歩行・跳躍・走行運動統合制御技術の開発に成功

ソニー株式会社は、ヒューマノイドロボットの運動能力を飛躍的に向上させる制御技術「歩行・跳躍・走行運動統合制御」を開発しました。同技術をソニーの小型二足歩行エンターテインメントロボットQRIO(キュリオ)に適用することで、世界初*となるヒューマノイドロボットを用いた 走行の実証実験に成功しました。
(* 制御系および電源系を搭載した自立型ヒューマノイドとして、ソニー調べ、2003年12月18日現在)

こちらの記事には、動画もあります。

QRIOが走った! ソニーが進化したQRIOを披露

会場では各種走行や跳躍のデモンストレーションが行なわれた。“走る”というと、人間のように大きなストライドで駆ける姿を想像するが、実際のQRIOの走る姿は、足を小刻みに素早く上下させながら、ちょっとずつ前進していくといった感じ。とはいえ、歩く様と見比べると、動作はかなり俊敏で、足が接地する際の衝撃音も大きく、確かに走っていると実感させられる。走行速度はおよそ毎分14m程度だという。

走るというより、”その場駆け足”ですね。 毎分14mということは、時速0.84km/hですか。 体長が違う(ASIMOは130cm、QRIOは58cm)とはいえ、ASIMOの時速3km/hは確かにすごいですね。 2、3年のうちに、時速10km/hを突破するんじゃないでしょうか。
そのうち箱根駅伝で先導したりしてね。 燃料電池積んで、途中で給水素したりとか。

 レスポンス | Response. 【ホンダ ASIMO 新技術】速さにビックリ

発表会の開始後、基礎的な新技術の説明が終了したところで新型アシモが登場したが、普段は黙ったままシャッターを押し続けるカメラマンらが、歩行速度を目の当たりにした瞬間「うわあ、速い」と思わず声を上げるほど。
 
アシモは事前の予測を大きく超える速度で、予想よりもずっとスムーズに動き続けた。スペック上では2倍なのだが、実際に動くアシモを見るとそれ以上に感じる。見る者に与えたインパクトは非常に大きい。

テレビで見ましたが、なんか”おじいさんの駆け足”って感じですね。