「ガソリン車のプラス20万~30万円なら買う」、ハイブリッド車購入意識

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「ガソリン車のプラス20万~30万円なら買う」、ハイブリッド車購入意識 - nikkeibp.jp

では,価格がいくらであれば一般消費者がハイブリット車を購入したいと思うのだろうか。回答者全員に,同じタイプのガソリン車に対して追加投資額が,「いくら未満なら購入したい」と思うのか(購入したいと思う追加投資額),また,「いくら以上なら購入したくない」と思うのか(購入したくなくなる追加投資額)を尋ねた。購入するハイブリッド車の燃費性能が,10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)で,約2倍程度の燃料削減効果があると仮定して調べたところ,購入したい追加投資額と購入したくなくなる追加投資額が等しくなったのは,ガソリン自動車のプラス20万~30万円の価格だった。今後ハイブリッド車が,ガソリン自動車よりも20万~30万円高い程度の価格帯で販売されるようになれば,一気にハイブリッド自動車が普及する可能性がある。

ちょっと計算してみたんだけど、うちの嫁は月に3回給油して毎回40L入れるから、年間1440Lのガソリンを消費してることになる。 もしガソリンが\120/Lだとしたら、年間\172,800掛かるわけだ。 走行距離は知らないんだけど、トヨタ・カローラスパシオ 1.8G(現行型の初期モデル)だから、推して知るべし。

もしハイブリッド車にして燃費が2倍になったとすると、年間\86,400浮くワケだ。 5年乗れば\432,000か。 まあ、実際には2倍はちょっとキツイとしても、30万円割高ということならペイするのかもね。
ハイブリッド車も、最初は「多少割高でも環境の為にはしょうがない」というアーリーアダプタが対象だったわけだけど、これからは「ハイブリッド車の方がオトクだから」という普通のユーザーを相手にする段階に入っていくのだろう。

でもトヨタ方式(THS)で、「プラス20万~30万円」レベルに持ってくるのは、結構大変だろうな。 ホンダ方式(IMA)だと簡便なんだけど、渋滞でモーターだけで走れないから、日本の運転モードでは実用燃費があまり向上しないし。 枯れた技術なら、「対象車種を増やして大量生産でコストダウン」も出来るんだろうけど、まだ成長期の技術だからね。 どの車種にもハイブリッド版がラインナップされるようになるまで、あと10年は掛かるだろうね。