米GM、手厚い福利厚生策が再建の重荷に

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「05年の医療費負担は55億ドル(約6000億円)。さらに年4億~6億ドルの割合で増え、長期的には持続不可能だ」。フィッチは格下げ理由で、この問題を強調した。
 
GM、フォード・モーター、ダイムラークライスラーの「ビッグ・スリー」の推計では、04年の新車販売1台あたりの医療費負担は3社平均で1275ドル(約14万円)。車1台に必要な鉄鋼の費用を上回る。日本など海外勢の米国での生産費では、医療費は1台あたり平均425ドル(4万5000円)。ビッグ・スリーより約10万円少ない。米国での生産の歴史が浅く、退職者向けの負担が軽いからだ。

一部には、この問題でUAWから譲歩を引き出す為に、赤字を強調しているとまで言われていますが。 現金の内部留保が多いので、格付けを下げられても大丈夫なんだとか。