記者を育てるのは読者

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R30::マーケティング社会時評: MS AMD vs Intel Apple という構図

あと、付け足して言うと、あの記事に対して「責任ある媒体の記者たるものは根拠を持って予測をすべきだ、こんな与太記事飛ばしてる奴は首にしろ」とか批判してる人というのは、そもそもこれだけの企業戦略分析を積み上げたうえで立てられた憶測というのが、ジョブズの基調講演やAppleの製品リリースをそのまま「事実」として報道するより100倍も知恵と勇気が必要で、かつ学ぶところ(つまり読者にとっての価値)も大きいということを理解しない、「Web1.0」的な人なんだと思う。もっと言えば、そういう発想の人こそが、既存の企業でもやる気のある若手の才覚とイノベーションのタネを潰して回っているのだろう。

中田記者の書いた関連記事(コレコレ)一通り読んでみましたが、そんなに大したもんでもないと思うんだけど。 ご本人も書いているように、「CES熱に浮かされていた」だけのような気が...
「日経(BP)」だしねぇ。

ともあれ、これで「中田 敦」という記者の名前は記憶に残りました(他には「岡田有花」など)。 彼の今後を生暖かく見守っていきたいと思います。