Sing that iTune!

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残念ながら開発が止まってしまったようですが、「こんふぁぶログ」さんで配布されている、Sing that iTune! (Konfabulator Widget) V2.9.1を試してみました。

Widgetは、Konfabulator 2.1.1 を使いました。

ちゃんとインストールできて動作もOKみたいですが、ほとんど歌詞が表示されません(Not Foundとなる)。 U2やGLAY(ローマ字)で表示される程度。 洋楽は表示されやすいみたいですが、用途が邦楽のカラオケなので、それじゃ意味がありません。 「うたまっぷ」などで対策されてしまったということなんでしょうね。

ここで引っ込んでは悔しいので、Canonのスキャナに付属していた古いOCR(e.Typistエントリー R2)を試してみました。 「うたまっぷ」の歌詞はFlashなのでテキストとして保存できませんが、IEの画面をキャプチャしてOCRにかければ、イチから入力するよりマシかなと。

コツは、キャプチャした画像を4倍くらいの大きさにリサイズして、DPIも400に設定すること。 それからシャープネスを掛けて、白黒(1ビット)に減色して保存する(OCRソフトによってはカラーのままでOKかも)。

これくらいの変換率ならまあまあかな。 「に」が苦手みたいで「1こ」と認識するようです。 あと、ソフトの開発が中国なのかもしれないけど、日本では普通使わないような文字を割り当ててくれちゃってます。 まあ2000年当時のソフトだしね。

変換したテキストファイルは、My Documents\Sing that iTune!\[歌手名]\[曲名].txt というように保存します。 日本語の場合、ShiftJIS形式で保存すると化けます。 秀丸などのエディタで、UTF-8形式で保存しましょう。

昔、Winamp使っていた頃、タイムタグ付きの歌詞ファイルをシコシコ作っていたのがまだあるので、おいおい移植しようと思います。 タイムタグ対応のiTunesの歌詞表示プラグインで、「iKara」というのがあるんですが、WAVは歌詞に対応していないので使えないんです。 音楽ファイルにタグとして埋め込むより、歌詞はテキストファイルとして独立しておいてくれた方がいいしね。