公取、中古二輪車のメーター巻き戻しで初の排除命令

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公取、中古二輪車のメーター巻き戻しで初の排除命令 | Response.

公取によると、アイビーは中古二輪車販売店「北大阪オート」と「アトム」で、中古二輪車合計32台について、走行距離計を巻き戻したり、走行距離計を走行距離数より少ないものに交換した。これら32台のうち、24台は情報誌で、改ざんした走行距離を表示していた。走行距離については同社が仕入れ時のオークション出品票で確認した。
 
このため公取は景品表示法第4条第1項第1号(優良誤認)の規定に違反するとして、同社に対して排除命令を出した。

そんなこといったら、某大手とかどうなんのさ。

公取委初のバイクショップ排除命令その後 | Response.

その手口は、走行距離数万kmのメーターの1万の桁をゼロにし、数千kmにみせかけるなどで、中古車雑誌誌上でも、メーター改ざんしたバイクを掲載していた。公取委は、この事実を仕入れ先だったオークション会社の出品表などからたどり、立証したものと思われる。
 
(中 略)
 
「公取委の排除命令は重く、経済的損失よりも、オークション会場からの閉め出しなど社会的損失のほうが大きい。二輪車販売業界は、不当表示を防止するために公正取引協議会を組織して正常化維持に努めているが、同社は協議会にも加盟していなかった」(不当表示に詳しい二輪販売関係者)

今回はオークション仕入れだったから足がついたけど、自社買取が多いところだとどうとでも出来るよね。
まあ、中古車なんてそんなもんだと言ってしまえば、その通りなんだけど。