64bit時代のCATIA V5ワークステーション選定

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IBM PLM マンスリー on the Web 4月号 | 特集 - 64bit時代のCATIA V5ワークステーション選定

CATIA V5のマルチスレッド機能は2スレッドまで。従ってDual Core CPUを2個搭載する必要ありません。Quad Core CPUはClockが遅い上、高価なので、全くお勧めできません。MProの最大メモリ容量8GBよりも大きな物理メモリが必要となる場合にはZProを採用してください。

ふむふむ。

ビデオカードについても注目すべき見解が。

Quadro FX1500とFX3500、FX4500はCATIAでの使用の場合、実際の描画速度は殆ど一緒です。
 
結論:Quadro FX1500がCATIAによるCAD使用では、最適だと言えます。 逆にQuadro FX4500は導入コストがかかるだけでメリットはありません。

CGとCADとでは、要求される機能が違うからね。 FX1500は単品で買っても10万円以下で入手できます。 いい時代になったものです。

64bitについても言及されています。

CATIA以外に使用している必要なアプリケーションの対応状況も重視してください。モデルを他の会社へ渡す場合に、取引先でデータが読めなくならないよう、64bit化する際は関連会社間で十分協議して実施する事もお忘れなくお願いいたします。

マジですか!?

WindowsXP 64bit上のCATIA 64bitは、32bit環境に比べると僅かに速いのですが、目に見えて速くなる程の効果はないとお考えください。
WindowsXP 64bit上のCATIA 32bitはWow64レイヤーによる処理に時間がかかり、32bit環境に比べ少し処理が遅くなる傾向があります。
WindowsXP 64bit上のCATIA 64bitは同じモデルを32bitで使用する場合より、データ空間がより多く必要になります。(+23%~+50%)

なるほどね。 メモリ空間が広がることしかメリットないんですね。
勉強になりました。