懐かしの電子ブック(EB)

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昔、CD-ROMドライブとサウンドボードのセットが、「マルチメディア・キット」という名前で売り出されていた頃、SONYから電子ブック(EB規格)が発売されていました。
自分も研究社の英和・和英辞典を購入して、DDwinで使っておりました。 今では大概の事はネットで調べることが出来るので、使わなくなってしまいましたが。

ところが先日、仕事で使う用語辞典のデータを貰ったら、EPWING形式になっていました。 DDwinで使っていますが、なかなか便利です。
そこで思ったのですが、他にもある色々な用語集(Excelで作ってある)も、EPWING形式にしてやればDDwinで検索できるな、と。
調べてみると、EBStudioというシェアウェアで作成できるようです。

実は、タイ語辞典でPDICも利用しています。 EBStudioに読み込ませるには、一度PDICのデータ(テキストまたは一行テキスト)形式に変換する必要があります。
自分の場合は、Excelのデータを整形してテキスト(タブ区切り)形式で保存したあと、テキストエディタの置換でさらに整形して、PDIC一行テキスト形式に変換しています。

EPWING/電子ブック・リーダーには、DDwin以外にもいろいろあります。 EBwinはUnicodeにも対応しているし、既に開発の止まったDDwinより良さそうです(フリーだし)。

EPWINGは、複数の辞書ソースを1つのカタログにまとめることができるので、便利ですね。 後から辞書データへ追加、編集が必要な場合は、EPWING形式を直接編集することが出来ないので、PDIC一行テキスト形式のデータを編集して再変換となります。 でも変換は非常に短時間(25MBのデータでも数秒)で終わるので、問題はないです。
自分で作ったデータで辞書を作るのって、結構楽しいですね。