500系の悲哀

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500系、こだまに格下げ - 社会ニュース : nikkansports.com

JR西日本は、新型新幹線車両N700系の登場に伴い、のぞみ用の新幹線500系を16両編成から8両編成にした上で、新大阪~博多間の山陽区間限定の「こだま」として使用することを20日までに決めた。
 
近く車両の改造を始め、500系こだまは2008年中に投入される予定。現在も山陽区間だけで運転している初代新幹線の0系は、入れ替わりに営業運転から退いていく。

帰省するときに500系にはお世話になりました。

興味深いので全文引用します。

細長く流線形の先頭形状や円筒形の胴体など、旅客機を連想させる500系は1997年3月にデビュー。最高速度300キロは当時世界最速で、ギネスブックにも記載される一方、(1)座席数が700系など東海道新幹線のほかの車両と異なる(2)先頭車両の運転席側に旅客用ドアがない-など、運用上の欠点があった。
 
東京ぁら新大阪間の東海道新幹線はすべて16両だが、乗客の少ない山陽区間では非効率なことから8両にし、余分の中間車両は廃車となる。
 
JR西などによると、のぞみから2段階の“格下げ”になるのは、山陽区間の「ひかり」には4列のゆったりした指定席が人気の「ひかりレールスター」用700系(8両編成)が既にあるため。九州新幹線鹿児島ルートが開通する11年には、九州新幹線との直通運転に対応した新車両が大量投入されることからレールスター用700系もこだまになる見通し。
 
JR西が開発した500系は当初、山陽区間だけで運転していたが、97年11月に東海道区間への乗り入れを開始。N700系が今年7月にデビューするまでは、東京~博多間を最短時間で結んでいた。

2階級降格ですか。 しかもレールスター用700系がこだまに降りてきたら、その時点で500系は廃止になりそう。
まあ300系も既に廃止が始まっているようだし、順番だからしょうがないんでしょう。 0系や100系の時代とは違って、更新サイクルがどんどん早くなってますね。