マオリ戦士の首、返還まかりならん 仏政府

  • 投稿日:
  • by

<マオリ戦士の首>故郷NZへの返還に仏政府が「待った」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

返還が停止されたのは、顔の表面に入れ墨が施されたマオリ戦士ミイラの首。1875年に同博物館に寄贈され、1996年まで一般展示されていた。同博物館は10年間の改築を経て今年再オープン。これを機にルーアン市側は「異文化と人間の尊厳への敬意を示すべきだ」(アルベルティーニ市長)、「忌むべき前世紀の密売史を閉じるべきだ」(同博物館館長)と返還を決めた。
 
同博物館によると、西欧では19世紀、入れ墨入りの首が装飾品として人気を呼び、中には「輸出するため、頭部に入れ墨を彫られ、殺害された例もある」という。ニュージーランド側は「遺体の尊厳を守りたい」と92年に返還を呼びかけ、これまでに数カ国が応じてきた。

ルーブルとか大英博物館にある遺物なんかは、ほとんど略奪してきたものですからね。 問題の「首」そのものよりも、その後の影響の方が怖いのでしょう。
ちなみにフランス国旗の3色が表しているのは、「自由(青)、平等(白)、博愛(赤)」。