寄る年波には・・・

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夏を過ぎたあたりから、トランザルプの調子が悪くなりました。
具体的には、スロットル開け始めで失速するような現象が起こるようになり、だんだんと酷くなってきました。
スピードがのってスロットル開度が大きくなれば問題ないのですが、加速不良で後ろにクルマがいるときを考えると、怖くて走れません。

ずっとほったらかしだったのですが、先週末にキャブレターまわりを調べてみました。

まず、エアクリーナーBOXとキャブレターをつないでいるダクトの亀裂を疑ったのですが、これは問題ありませんでした。 以前に亀裂が入って2次エアを吸っていたので、シリコンコークで修復してあるのですが、しっかりくっついています。

次に疑ったのは、キャブレターのバキュームピストンのダイヤフラム。 ここも以前にチェックしたことがあり、ダイヤフラムのゴム膜の薄さから、経年変化でいずれ亀裂が入るだろうと考えていた場所です。
アクセスしやすい後ろバンクのキャブレターをチェックしてみましたが、案の定、長さ8mm程度の亀裂がありました。
CVのような負圧キャブレターの場合、エンジンの吸入負圧でピストンを引き上げますが、ダイヤフラムに亀裂が生じると負圧が高まらないので、ピストンが上がらずエンジンの回転数が上がりません。

前バンクのダイヤフラムも亀裂が入っている可能性が大なので、両方交換します。 \7.5k/個なので結構な負担ですが、15年近く乗っているので仕方ないですね。
無事にキャブレターが全快(全開?)すればいいのですが。