お気の毒というか

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転落死:バス運転の会社員逮捕 「ドア開閉、手動だった」 - 毎日jp(毎日新聞)

バスはトヨタ製「コースター」。トヨタによると、この型式はドアの横にある切り替えレバーを「自動」にすると運転席でしかドアの開閉はできないが、レバーを「手動」にしている時はドアロックを上に引くと、走行時でも開閉が可能。トヨタは「手動は電気系統の調子が悪く自動で開閉できない時の緊急事態用」としている。

確かにドアを「自動」にしてなかった運転手に過失はあるのだろうけど、そんなに簡単に開くもんかな? バスのドアロック機構そのものにも問題があるような。

それにしても毎回思うのは、後続の引いたクルマの運転手がかわいそうということ。

asahi.com:バス運転のコーチら、容疑で逮捕 外環道バス転落事故 - 社会

一方、トラック運転手の中村容疑者は、前方に倒れていた吉崎さんをよけ切れずにはね、死亡させた疑い。
 
県警によると、事故当時のバスとトラックの距離は約22メートル。現場は外環道と関越道を接続するランプ線で時速40キロ規制だが、中村容疑者のトラックは、それを上回る約80キロの速度が出ていた疑いが強いという。バスも70キロ程度で走行していたとみられる。

それはそうかもしれないけど、あそこはどのクルマもスピードダウンしないよ。 実際に40km/hに落としたら、外環の大泉付近は大渋滞になるだろうね。 地下から地上に上がるところは、勾配があって曲率が小さいから、自然とスピードは落ちるけど。

それに40km/hで走ってたら回避できたかというと、それも疑問。 目の前で転落されたら回避できないよね。 高速道路に人が倒れているなんて、事故現場でもない限り注意して見てないよ。 「理由はどうあれ、人をはねたという時点でアウト」なんだろうけどさ。

続報です。

asahi.com:小5男児死亡事故 後続トラック運転手、処分保留で釈放 - 社会

東京都練馬区の東京外環道で昨年12月末、少年サッカーチームが乗っていたマイクロバスのドアが走行中に開き、小学5年の男児(当時11)が車外に投げ出されて後続のトラックにはねられ死亡した事故で、さいたま地検は4日、トラックを運転していて自動車運転過失致死容疑で逮捕された埼玉県毛呂山町の会社員男性(25)を処分保留で釈放した。バスを運転していて同じ容疑で逮捕されたコーチの引地功一容疑者(33)については、勾留(こうりゅう)を11日まで延長するようさいたま地裁に請求して認められた。

よかったですね。 でもお正月を拘置所で過ごすのは、ご家族ともども辛かったでしょうね。

ところで、転落の原因も徐々に判明してきたようです。

asahi.com:ドアステップ上でレバーに体触る 外環道男児死亡事故 - 社会

東京都練馬区の東京外環道で昨年12月、サッカーチームが乗っていたマイクロバスのドアが開き、小学5年の男児(当時11)が車外に転落して死亡した事故で、さいたま地検は11日、運転していたコーチの引地功一容疑者(33)を自動車運転過失致死の罪で起訴した。地検によると、ドアが開いたのは、ドアのステップ上でサッカーボールに座っていた男児の体がドアのレバーに触れたのが原因だった可能性が強いという。

まあ男児にしてみれば、ドアがそんなに簡単に開くとは思わず、寄っかかってしまったんでしょうが。