八千代工業、三重に軽自動車の新工場

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NIKKEI NET(日経ネット):ホンダ、三重に軽自動車の新工場

ホンダは三重県四日市市に約500億円を投じて軽自動車の新工場を建設する。2010年に年産能力24万台のラインの稼働をめざす。軽自動車で国内3位の同社は、新工場でエンジンや主要部品を一貫生産するほか自動化ラインを導入して製造コストを3割程度削減。1、2位のダイハツ工業とスズキを追撃する。低コスト量産の「モデル工場」と位置づけ、将来は生産技術を新興国向け小型車に生かしていく。ガソリン価格高騰や新興市場の成長を背景に小型車競争が激化しそうだ。
 
ホンダが軽自動車生産を委託している子会社、八千代工業の四日市製作所(四日市市)の隣接地に建設する。09年にエンジン工場を、10年をメドに完成車工場を稼働させる。八千代が運営し、現行の軽自動車ラインから主力車の生産を全面移管する。当面の生産能力はほぼ変わらない。

20年前にやっておくべきことをようやくという印象ですが、遅くてもやらないよりはマシです。
あとは商品力の強化ですね。

「FFとミッドシップのラインを分離して生産性を究める」---八千代工業が四日市製作所に新工場を建設 - Automotive Technology - Tech-On!

同製作所では現在,ホンダの軽自動車のうちFFレイアウトの「ライフ」「ゼスト」とミッドシップ・レイアウトの「アクティ」「バモス」を同一ラインで混流生産している。FFレイアウトとミッドシップ・レイアウトは,車両におけるエンジンの設置場所が異なる(前者は車両前方,後者は運転席と後輪軸の間に設置する)ため,混流生産の効率を高める上で制約が多かった。新工場の稼働後は,新工場の生産品目をライフとゼスト,既存工場の生産品目をアクティとバモスとし,1ロットが約30台のロット生産とする。これにより生産性の向上が見込める。新工場への投資総額は500億円。

FFに統一できれば、1ラインで5車種くらい流すのは当たり前なので、今後は軽のラインナップが強化されるんでしょうね。