ソニーが新型太陽電池、製造コスト最大10分の1・事業化の可能性

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NIKKEI NET(日経ネット):ソニーが新型太陽電池、製造コスト最大10分の1・事業化の可能性

ソニーは製造コストの安い新タイプの太陽電池を開発した。原材料にシリコンを使わない。半導体技術の代わりに印刷技術の応用で作れ、製造費が現在普及しているシリコン型の5分の1から10分の1になる見通し。安定性を高め、光を電気に替える変換効率で実用化への目安とされる10%を達成した。
 
開発したのは色素増感太陽電池。この春、スイスの研究者が持つ基本特許が切れた。次世代太陽電池の最有力候補で、国内外で研究開発が盛ん。ソニーが太陽電池を事業化するかどうかは未定だが、新技術を武器に新規参入する可能性が出てきた。

シリコン系太陽電池は、金属シリコンの供給不足や製造時のエネルギーの大きさからこれ以上の発展は難しいということで、最近は化合物系薄膜型の研究が盛んです。
有機系色素増感型の場合、やはり課題は寿命でしょうね。 低コストを生かして、使い捨てOKみたいな用途に使うなんてのも考えられるかもしれません。

ところで先日のエコカーの製造エネルギーの話ではないですが、太陽電池の製造エネルギーを取り戻すためには、どのくらいの発電時間が必要になるんでしょうね?