HP 2133はWindows XPにダウングレードするべき

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Hothotレビュー 日本HP「HP 2133 Mini-Note PC」 ~C7-M 1.6GHz搭載モデルでWindows XPを試す

さて、今回の主題でもあるWindows XPにダウングレードした場合の使用感を紹介しよう。まず、Windows XPにして最初に驚いたのは起動時間だ。電源を入れてからデスクトップが表示されるまでの時間が、Windows Vistaでは約1分30秒、Windows XPでは約46秒だった。これだけ違うと、体感でもかなり差を感じる。
 
そして起動後、またもや驚いた。Windows XPを入れたHP 2133はかなり速い。Windows Vistaでは重いと感じていたさまざまな操作を快適に行なえる。ほかのミニノートがWindows XPを採用している中、なぜHP 2133があえてWindows Vistaを選択しているのか真剣に疑問に感じるほど、Windows XPでの使用感は快適だ。これなら、もうWindows Vistaに戻す気にはなれない。Windows Vistaで感じていたInternet Explorerのスクロールの重さもなくなっており、そもそもCPU使用率がほとんど上がらない。Windows Vistaではウィンドウを動かすだけで100%近くになっていたCPU使用率が、Windows Media PlayerでMP3ファイルを再生しても、10%程度にしかならない。音楽を聴きながらInternet Explorerを使ってもストレスなくサクサク動いてくれる。
 
前言撤回である。Windows XPにダウングレードする必要は感じないと書いたが、実際に体験してみると、HP 2133を購入するのならOSはWindows XPにダウングレードするべきだと感じる。これだけ軽快に動作するのなら、ミニノートということを意識することなく、フルスペックのモバイルノートとして十分に使用できるだろう。なお、ベンチマークテストの結果も掲載しておくが、体感で得られるほどの差は数値には出ていない。実作業でのPCの性能というのは、ベンチマークの値には出にくいのだ。

NetBook/NetTop用にXpの提供を継続するそうですが、プリインストールも再開してほしいですね。
あとAtom搭載PCとのベンチマークの比較が見てみたいです。 同じ1.6GHzですが、性能的にはどうなんだろうか?